《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《メンタル》慌ててしまう原因と解決方法 【脳を使って踊る重要性を理解しよう】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Yosep Surahmanが撮影した写真

 

レッスンを受けたあと実際に踊ろうとしても

うまくできないことは多くあると思います。

 

もちろん初めて習ったことは出来なくて当たり前です。

 

ただ何回言われても出来ないとか

音楽がかかると出来ない、本番になると出来ないなど

ある特定の場面になるとうまくいかなくて悩む人もいると思います。

 

今日はできる時とできない時がある人が

安定して実力が発揮できるための3つのポイントを

僕なりにお話しします。

 

 

何かができない理由は2つ


Unsplash
arash payamが撮影した写真

 

まず何かができない理由を考えてみましょう。

 

(1)単純にできない

(2)本当はできるけど、やっていない

 

この2つです。

 

(1)の単純にできないというのはまだ身についていなかったり

理解していないためできない状態です。

 

初めてそのことを習った状態と同じで

1回言われてすぐできることは稀でしょう。

 

そのため悩む必要はないです。

 

まずはゆっくりと何回も正しい動作を繰り返して

頭と体で覚えていくしかありません。

 

意外と多いのは(2)本当はできるけど、やっていない 状態の人です。

 

いやいや!できるのにやらん人おらんでしょう!

 

そんな声も聞こえてきますが、

僕の肌感覚ではかなり多いと思います。

 

よくレッスンである会話はこんな感じです。

 

僕「ここは右足を前に出してくださいね。」

Aさん「わかってるんだけどね〜」

僕「じゃあゆっくりやってみましょう…そうそう良い感じです!では音楽で」

Aさん「音楽がかかるとできないのよね〜」

僕「そこにきたら『右足を出す』と考えてみましょう。」

Aさん「考えられないのよ〜」

僕「なんでですか?」

Aさん「あわてちゃうのよね〜」

 

こんな感じです。

 

その方は一所懸命やっているのは理解できます。

 

でも慌てたらできないのは明白でしょう。

 

なぜその方は慌ててしまうのでしょうか。

 

慌てるという動作


Unsplash
Robert Byeが撮影した写真

 

僕たちの脳のちからは有限です。

 

たまにすげー脳力を持っていて

10個も20個もいろんなことを考えられる人もいますが

そういう人はそもそもこう言った悩みはないと思います。

 

僕たち一般人はある程度できることでも1〜3個

これから身につけることなら1個が限界でしょう。

 

大事な脳のリソースをその踊るためのひとつの動作

今なら「右足を出す」という部分に集中する場面で

「慌てる」という動作のことを考えていては他のことを

考えることはできません。

 

そのためまず「慌てる」という動作をしてる自分を

認識することがまずは必要です。

 

慌てるという現象の仕組み


Unsplash
Markus Spiskeが撮影した写真

 

慌てている人の思考はいくつかのパターンに分かれます。

 

(1)その時その場所に来てから考え始める

(2)集中するべき場所の次のことを考えている

(3)全く関係ないことを考えている

 

順番に説明していきます。

 

(1)その時その場所に来てから考え始める

一番わかりやすいパターンはこれです。

 

体の動作は意識しているか無意識かは別にして

必ず考える→動作するの順番で進みます。

 

そのため動作する時に考え始めても

やろうとしている動作は間に合いません。

 

まあ当たり前です。

 

どれくらい前に考えるかはその時によりますが、

目安として1歩〜数歩前には意識しないと間に合わないと思います。

 

特にスイングダンスではある程度流れ良く踊っていくため

その動作が含まれいてる1つのスイングの最初には考えておくのが良いと思います。

 

 

(2)集中するべき場所の次のことを考えている

これが一番よくあると思いますが、

次にやる動作(=意識するべき動作)のさらに次のことを

考えてしまっている状態です。

 

この場合一番意識しないといけない時に

必要なことを考えていない状態ということです。

 

本人の中では一所懸命何かを考えて踊っているのですが、

次にやるべきことについては考えていないので

結果的に何も考えていないのと同じ結果が出てしまいます。

 

ただ自分は懸命にやっている感じがするので

「できない〜!!」となって慌ててしまうのでしょう。

 

これは自分が何を考えているかを

冷静に観察する必要があります。

 

といってもそれができれば苦労はしないと言われそうなので

実際はコーチャーや教えてくれる先生の言うことをよく聞いて

やるしかないと思います。

 

(3)全く関係ないことを考えている

これは(2)と似ていますが、起きてしまいがちなことです。

 

具体例としては音楽がない時は次にやるべきことを考えているのですが、

音楽がかかるとリズムのことを考えてしまうと言った状態です。

 

競技会に出ている人で起きやすいのは

ひとりで練習している時はできているけど

本番の大会では周りに人がいるため

避けようとか、審査員にアピールしようと言うようなことを考えてしまう状態です。

 

普段の練習からアピールのことや

周りの人を避けるシミュレーションをしてるのなら良いですが、

本番の舞台でいきなり考えてもできないでしょう。

 

このように肝心な時に全く関係ないことを考えてしまうと言うのは

あり得ないと思いきや結構あると言うことです。

 

これも当然うまく踊れないため慌ててしまう原因になると思います。

 

 

慌てないためにどうするか


Unsplash
Jas Minが撮影した写真

 

慌てないためにできることはひとつしかありません。

 

練習の時にしっかりと考えてその通りに踊ることです。

 

「それができれば苦労しないよ」と思った人は

多分自分が慌てる理由などが理解できていないでしょう。

 

もう一度最初から読んでください。

 

世界チャピオンでも私たちでも

普段できることしか本番ではできません。

 

そしてできないことも繰り返し練習すれば必ずできるようになります。

 

上手なひとはそのことに気づき

普段の練習で上手に頭を使って正しい動作を繰り返しているのだと思います。

 

そうして何回も練習することで身についた、

つまり自分の感覚では無意識でも意識して踊ることができると言うことです。

 

そこに気づけるかどうかが

上達できる人とできない人の大きな分かれ目でしょう。

 

〜まとめ〜『考えて行動する』

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