《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《メンタル》本番で緊張してしまうことについて考える 【緊張することは悪いのか?緊張について学んでいく】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
Priscilla Du Preezが撮影した写真

 

みなさんはどのようにダンスを楽しんでいますか?

 

ホールやパーティでのダンスタイム。

 

発表会でのデモンストレーション。

 

あるいは競技会に出る人もいるかもしれません。

 

程度の違いはあると思いますが、

それなりに緊張すると思います。

 

緊張するとなかなか思い通りに踊れなくて

さらに緊張…なんて人もいるのではないでしょうか。

 

今日はこの「緊張」について

僕なりにお話しします。

 

「緊張」とは何か?

 


Unsplash
Jason Strullが撮影した写真

 

 

まず「緊張」とはどんなことなのでしょうか。

 

緊張…

 

参考

 

つまり何かの張りが強くなり

固くなることです。

 

ダンスにおいてはふたつの緊張が

あると思います。

 

身体(筋肉)の緊張

精神(気持ち)の緊張

 

ここを分けて考えることで

余計な緊張から解放されると思います。

 

(1)身体の緊張

 


Unsplash
Inge Poelmanが撮影した写真

 

これは筋肉や関節が硬くなり

動きがスムーズに行っていない状態です。

 

筋肉が緊張する原因はいろいろありますが

おおむね次の4つになると思います。

 

・元から硬い

 

疲労

 

・冷え

 

・精神

 

まず元から硬い人は…普段のトレーニングで

柔らかくして下さい。

 

 

いま考えてもどうしようもないです。

 

次に疲労

 

これは意外と見過ごされがちですが、

結構大きな要素だと思います。

 

とくに競技会やデモンストレーションなど

練習して臨むものでは起きやすい現象です。

 

真面目に練習する人ほど陥りやすく

本番前に頑張ることで疲労が溜まり

そのせいで体が硬くなるため上手く踊れない。

 

踊れないから練習を頑張る。

 

また疲労がたまり、パフォーマンスが下がるという

負のループにはまります。

 

 

ちょっと疲れているなと思ったら

一回しっかりと休んでみましょう。

 

意外と身体の柔らかさは戻ります。

 

次に冷え。

 

これは本番当日に起きやすい現象です。

 

特に今時期は発表会などで本番を迎える人が

多いと思います。

 

ただ季節的に寒いので気付かないうちに

体が冷えていることが多いです。

 

会場も普段の練習場と違うため

ウォーミングアップもままならないうちに

リハーサルが始まり緊張してしまうことが多いのでしょう。

 

これはしっかりとウォーミングアップをすることが

一番効果的です。

 

いつものやり方がある人は

いつも通り行うことで気持ちも落ち着きます。

 

 

わからない人はストレッチなどよりも

軽く走るか筋トレなど筋肉を動かすのがいいです。

 

筋肉を使うと熱が出るため体が早く温まり

結果として動きも良くなります。

 

ただいきなり筋トレは怪我の元なので

その場でもいいので軽く走ることをお勧めします。

 

音楽を聴きながらやると集中できて

よりいいと思います。

 

精神からくる身体の緊張に関しては

次のパートでお話しします。

 

 

(2)精神の緊張

 


Unsplash
Giulia Bertelliが撮影した写真

 

つぎに気持ちが緊張する時の対処法です。

 

精神が緊張すると身体も緊張しやすいので

できるだけ上手く対処する方がいいと思います。

 

 

まず気持ちが緊張してしまうことは

本番に向けて自然なことです。

 

ここはすごく大事です。

 

僕もそうでしたが気持ちが緊張してくると

「うわぁ〜緊張してきた…落ち着かないと!」

とか思ってしまいます。

 

そして落ち着け落ち着け!という気持ちが

さらなる緊張を生んでしまい収拾がつかなくなるやつです。

 

これは「緊張=悪」という考えがあるからだと思います。

 

僕はこの考えは間違っていると思います。

 

身体の緊張は動きにくいし

怪我の元にもなるので良くないでしょう。

 

しかし心の緊張は人間の自然な反応ですし

決して悪いことではありません。

 

 

まずこのことを受け入れることから始めましょう。

 

だいたい気持ちの緊張は

心臓がドキドキしてくるところで気づくと思います。

 

この心拍数の上昇は身体中に血液を回すことで

栄養と酸素を筋肉に行き渡らせようとする反応です。

 

なぜそんなに栄養と酸素が必要なのか?

 

それはこれから「本番」を迎え

体が最高のパフォーマンスができるように準備してくれているからです。

 

つまりこのドキドキは身体の緊張をなくすために

起きている正しい身体の反応なのです。

 

これはある人が教えてくれたことで

確かにその通りと納得しました。

 

これ以前の僕は多くの人と同じく

ドキドキしてきたら深呼吸などをして落ち着かせようと思っていました。

 

ただその結果落ち着いた時はあまり良く踊れないし

落ち着かないとダメだという気持ちがありネガティブに働いていた気がします。

 

ただこれを知ってからはドキドキする自分を受け入れることができ

気持ちは緊張していても焦らないで踊ることができるようになりました。

 

みなさんも本番前にドキドキしてきたら

「おっ!体がやる気を出してきたぞ〜。」

と思うようにしましょう。

 

そうしたらきっと実力を発揮することができると思います。

 

緊張と仲良くなろう!


UnsplashDuy Phamが撮影した写真

 

よくパーティでも「先生は慣れてるから緊張しないよね〜」

と言われますが、そんなことはありません。

 

むしろみなさんより緊張していると思ってもらって

間違いありません。

 

ただ緊張して顔が青くなっているわけではありません。

 

それは先ほどのように思っていることもありますが、

仕事上みなさんが僕を見た時にガッチガチに緊張してたら

いやですよね。

 

だから緊張していないようなフリをしているだけです。

 

今でも鮮烈に覚えているのは初めて生徒さんと

パーティのデモを踊った時のことです。

 

プロになって初めての年。

 

初めてのアマチュアデモンストレーションです。

 

といってもミックスコンペなどには出ていたので

自分的には大丈夫だと思っていました。

 

リハーサルもプロの先生らしく

落ち着いてできたと思っていました。(今思えば全然ダメですが…)

 

ところが本番フロアに出てスポットライトが目に入った瞬間

頭が真っ白になりました。

 

あとはどう踊ったか覚えていないくらいです。

 

 

踊り終わった後その生徒さんに

「先生も緊張するんだね、安心した。」

と言っていただきました。

 

本心はわかりませんが、優しい生徒さんだったことに

今でも感謝しています。

 

いまでもその時のことを忘れずに

でも出演者の方が気持ち良く踊れるように

最善を尽くしているつもりです。

 

これから12月に向けて本番を迎える方も

たくさんいると思います。

 

ドキドキしてきたらよく踊れるサインだと思って

安心して踊ってください。

 

きっとレッスンの成果を発揮して

楽しい時間になると思います。

 

〜まとめ〜『気持ちの緊張はいいこと。』

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