《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《テクニック》ホールドの役割と使い方 【「強いホールドで相手を動かす!」とか思っている人は終わっている。】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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スタンダードでは両手を繋いで

踊ります。

 

このことをホールドと言ったりします。

 

ただ組めばいいだけなのですが、

なかなかうまくいかないことがある人も

多いと思います。

 

今日はホールドを組む時に

注意したらいいなとおもうところを

僕なりに考えてきました。

 

それではよろしくお願いします。

 

 

 

ホールドは誰のもの?

 

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まずホールドは誰のもでしょうか?

 

答えはふたりのものです。

 

男性だけのものでもないし、女性だけでもない。

 

ふたりの共通のものということです。

 

ただ実際には男性が担当している部分と

女性が担当している部分に分かれます。

 

男性の左手と女性の右手は簡単です。

 

見た目通りふたりの手の間にカップルの境目があるので

男性の左腕から左手までが男性のもの

女性の右腕から右手までが女性のものです。

 

その反対側には要注意です。

 

まず男女の境目をはっきりさせておきます。

 

男女の境目はつぎの3つのポイントを通る

平面で区切られます。

 

・男性の左手と女性の右手の間

 

・ボディの触れているところ

 

・男性の右ひじと女性の左ひじがある場所

 

つまり自分の領域にある自分の体は

手から反対のひじまでということです。

 

男性の右ひじから先(右手まで)と

女性の左ひじから先(左手まで)は

お互いに相手の領域に入っているということです。

 

相手の領域に入っているということは

相手のものになっているので自分の意思を強く出して

動かすことはできません。

 

特に男性の右手は女性をリードしようとして

引き寄せたらりするとトラブルが起きます。

 

女性も左手で相手に捕まると

男性にとっては踊りにくく感じることが多いです。

 

女性はとくに不安が大きくなるかもしれません。

 

でもよく考えてみましょう。

 

男性の右手は女性のものなのです。

 

それを使えばいいじゃないという話です。

 

まずホールドは誰のもので

どこまで自分の意思が通っているかを確認しましょう。

 

握る強さは同じ力で

 

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次に握るときの手の強さです。

 

これも強すぎず弱すぎずですが、

正直それではわかりません。

 

まず最初に確認することは

握る強さを合わせることです。

 

自分の右手と左手の握る強さは

同じになっていることが一番大事です。

 

左右の力が違うとバランスも崩れてしまうため

余計強く握ってしまいます。

 

まず自分の左右の手の握る強さを

合わせましょう。

 

男性の右手は握っているわけでないので

少し難しいですが、なんとなくでいいので

左手の握る強さに合わせておく感じにしてください。

 

つぎに相手の握る強さとも合わせます。

 

これは握手をするときのイメージです。

 

相手より強く握ると感じが悪いし

弱すぎるとDead Fish(死んだ魚)といて

これもよくありません。

 

相手と同じくらいの力で握ることで

しっくりくると思います。

 

この握る強さで一番大事なことは

握る強さには決まった力はないということです。

 

僕もいろんなコーチャーに習ってきましたが

軽く握る人もいれば結構ぎゅっと強く握る人もいました。

もちろん軽く握る人もDead Fishではないし

強い人も痛いわけでなくしっかりとしたものでした。

 

最適な強さは人によって違い

さらに2人で組むのでその組み合わせの数だけ

ちょうどいい握る強さがあるとうことです。

 

こればかりはやってみないとわからないので

いろいろ試してみてください。

 

ホールドの役割はアンテナのよう

 

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僕が考えるホールドの主な役割は

「アンテナ」のイメージです。

 

アンテナとはテレビや携帯などに電波を出したり

受け取ったりするものです。

 

ダンスにおいてもふたりの間で

リードや動きを伝え合う時に

このホールドを通してやりとりしていると

僕は考えています。

 

ホールドで相手を動かしたりは

しません。

 

これはアンテナで相手の体を突っついているのと同じです。

 

ホールドを通して相手に自分の踊りを伝えることが

男性も女性も大事だと思います。

 

以前僕が習ったある先生に

どうやってリードするかを聞いたところ

こう答えてくれました。

 

「念じるんだ。」

 

 

はい意味不明。

 

念じてできるなら苦労しないし

超能力じゃんって思いました。

 

でも今になってみるととても真理をついている言葉だと思います。

 

これを習った当時はまだプロになったばかりで

僕には知識も技術もない状態でした。

 

多分そのコーチャーはそんな僕を見抜いて

わかりやすい言葉で教えてくれたのだと思います。

 

残念ながらそれ以上に僕が馬鹿だったので通じなかったけど…

 

みなさんもホールドを通して

ダンスを念じて、そして感じてみてください。

 

きっとうまく踊れると思います。

 

〜まとめ〜『ホールドはパラボラアンテナのように広げて電波を感じよう。』

 

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