《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《社交ダンス》どうやって踊るのが正しいのか? 【正義は人の数だけある】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Tingey Injury Law Firmが撮影した写真

 

レッスンでよく聞かれるないようにこういうものがあります。

 

「〇〇したほうがいいですか?」

 

「〇〇するのが正しいですか?」

 

こういった感じの質問です。

 

その時の僕の答えはどうしてもこうなってしまいます。

 

「目的による」

 

とりつく島もない答えですが、

ダンスについてはどうしてもこうなってしまいます。

 

何が正しくて、何が必要なのかは

どう踊りたいか、その目的や目標によって違うということです。

 

今日はどうしてそう思うかについて

僕なりにお話しします。

 

 

ダンスは死なない


Unsplash
David Vekslerが撮影した写真

 

まず世の中でしてはいけないことというものはいくつかあります。

 

大きく分けると次のようになると思います。

 

・死に直結すること

 

・法律に違反すること

 

例えばエベレストにろくなトレーニングもしないで登ろうとすることは

自殺行為だということは想像できるでしょう。

 

ひとつのミスが命取りになるからです。

 

自衛隊などでもちょっとのミスが本人のみならず

舞台全体の生命の危機につながるので非常に厳しいと聞いたことがあります。

 

法律違反はもちろんダメです。

 

ただ逆に言えば、生命の危機がなくて

法律にも違反していなければとりあえずOKだと思います。

 

マナーとか倫理とかもありますが、

正義は人の数だけあるので一概にこれがいいこれはダメと

決めることは難しいでしょう。

 

ダンスをどう踊るかに関しては

どう踊っても命の危機につながることは稀でしょう。

 

もし命に関わるような踊り方をしていたら

それはもう大問題です。

 

またダンスの教科書にフットワークなど決められていますが、

法律ではないのでぶっちゃけ守らなくてもいい部分もあるでしょう。

 

そう考えると何かをするべきかせざるべきかは

どう踊りたいかこの一点に尽きると思います。

 

ダンスの目的は2つ+1つ


Unsplash
David Vekslerが撮影した写真

 

僕が考えるダンスの目的は大きく分けて2つ+1つあります。

 

大きな2つは

 

(1)競技やデモンストレーションでかっこよく綺麗見えるように踊る

 

(2)ふたりが気持ちよく、いい気分で踊る

 

です。

 

+1つは教科書のテクニック通りに正しく踊り理解することです。

 

この踊り方はプロフェッショナルの教師などは必要ですが、

一般的に最初のふたつに付随して必要な分だけ分かればいいと思っています。

 

では目的2つについてそれぞれお話しします。

 

(1)競技やデモンストレーションでかっこよく綺麗見えるように踊る

競技会では大きくスピードをかけて

他のカップルより目立ち、素晴らしく見えるように工夫して踊ります。

 

そのため踊りやすさなどの優先順位は下がります。

 

踊りにくくても、カッコよく見えればそれが正義になります。

 

そのためある程度フィジカルの強さも必要となる時があります。

 

日本で社交ダンスをするとわりとこちらが重要視される傾向があると思います。

 

 

 

(2)ふたりが気持ちよく、いい気分で踊る

これはどちらかというとダンスタイムで踊る時に必要なことになります。

 

周りと比べることは基本的になく

踊っているふたりが楽しく音楽に乗っていることがいちばん大事です。

 

もちろん周りの人にぶつからないなどはありますが、

競っているわけではなくあくまでも調和を大切にしているのです。

 

そのため姿勢が多少悪くてもふたりが良ければ問題ありません。

 

 

違いは優先順位

UnsplashJonathan Cosens Photographyが撮影した写真

 

ただ競技やデモンストレーションにおいても

踊りやすいに越したことはありません。

 

またダンスタイムで踊るにしても

かっこいいに越したことはないでしょう。

 

ただ大事なことの優先順位が違うということです。

 

そこを間違えると競技の時に踊りやすさばかりに気を取られて

覇気のないダンスになってしまったり

ダンスタイムなので競技みたい動き回って

周りの人にぶつかったり相手を振り回してしまったりしやすいです。

 

ダンスが上手な人はどんな場面でも

その状況に合わせたダンスができると思います。

 

そのひとがどういう目的で、どの場面で踊るために

どういう技術が必要なのか。

 

そこを踊る人も教える人も見抜く必要があります。

 

逆に言えばその前提条件なしに

どう踊るのが正しいかを決めることは

基本的には不可能です。

 

一般的にはこうということはできますが、

それが目的に合うかはまた別問題です。

 

〜まとめ〜『どう踊りたいかが大事』

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