《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《備忘録》自分のために教師として教えるべきことを言語化して覚える 【大事なことを忘れないために】

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こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

UnsplashHavilah Galaxyが撮影した写真

社交ダンスのレッスンは習うのはもちろんですが、

教えることも難しいです。

 

僕も気づいたら25年以上この仕事をしていますが、

いまだに(というか今の方が)難しさを感じています。

 

今日は教えることの何が難しく

どうしたらより良いレッスンになるかを

僕なりに現状で思うことをお話しします。

 

最初は正しいことを言えばいいと思っていた

UnsplashTingey Injury Law Firmが撮影した写真

まず最初の頃は習ったことや正しいことを言えば

いいと思っていました。

 

今思えば知識もほとんどないので

習ったことを教えるしかなかったのですが、

それでも正しいことを言えば伝わると

思っていました。

 

しかしなかなか伝わらなかったり

生徒さんが楽しんでレッスンを受けてくれない状態が

数多くありました。

 

今思えばこれは当たり前のことです。

 

習う人のダンスのダメなところを探して直すというのは

一見合っているようですが、習う人からすれば

ダメ出しされ続けているようなものです。

 

楽しいはずがありません。

 

皆さんも想像して欲しいですが、

お前のここがダメだ、あそこがダメだと言われ続けても

決して楽しい気持ちにはならないでしょう。

 

この話のタイトルで「最初の頃は〜」とつけましたが、

実際かなり最近までそう思ってやっていたように思います。

 

今でもふとした時にそうなってしまうので

気をつけなければと思っています。

 

間違っているところを直すのは

最終的には正しいのですが

そこを単純に正義と捉えてレッスンするのは

ちょっと違ったようです。

 

ダンスの上達は一本道ではないが

UnsplashMatt Foxxが撮影した写真

ダンスが上手になっていく過程は

一本道ではありません。

 

というか上達自体が必要かどうか

あるいは何を持って上達とするかも

またその人によって違います。

 

ただその人が向かっていくことを希望している

ゴールというか願望、あるいは目標が必ずあるはずです。

 

その出口に向かっていくサポートをして

伴走することが僕たちダンス教師の役割だと思います。

 

ゴールに向かう道筋には

大きく分けて3つのフェーズがあります。

 

(1)願望

(2)計画

(3)動作

 

順番にお話しします

 

(1)願望

まずは先ほどもお話ししましたが、

習う人がどこに向かっているかその願望を

しっかりと確認することです。

 

これは多くの場合習う人もよくわかっていない

あるいはあるんだけど、言語化できない状態です

 

そのためまずはその人がどの部分に向かっていきたいかを

習う人と教える人で共有することが大事でしょう。

 

僕の場合は習う人が言葉で言っていることだけでなく

動作として何をしているかを重要視しています。

 

これはみんなそうですが、言語化する時は

どうしてもカッコつけてしまいます。

 

僕の実体験を話すと

たとえば何か困っている時に誰かが「何か助けが入りますか?」と聞かれても

「う…うん、大丈夫!(しまった…ほんとは助けて欲しかったのに)」ということが

割と多くあります。

 

このように本当の願望を口にすることが苦手な人は

少なくないと思います。

 

ただダンスの場合はなんとなく胸にしまっている願望や

意識していない、あるいは言語化されていない願望も

踊りの動作に現れることが多いと思います。

 

そこから少しずつ話をしていくと

こうやって踊りたいという願望が

明確になってくることがあります。

 

僕はダンスにおいて間違ったダンスはないと思います。

 

もちろんパートナーに対しての敬意がないとか

ダンサーである前に人としてダメなことは別ですが、

踊り方は人それぞれです。

 

そのため習う人が踊りたいダンスが

正しいダンスだと思います。

 

自分はそうしないというだけで

それがダメではないということです。

 

どんな踊り方、カウント、フィガー構成でも

自分の知識や経験でその人の願望を叶えるために

どうすればいいかを示すことが

教える立場の人の役割だと思っています。

 

(2)計画

願望やゴールが決まったら、そこに向けての

出口戦略を考えます。

 

正しいダンスのテクニックを使えば

必ず素晴らしいダンスになるとは限りません。

 

その人の願望に向けて何が一番大事かを考え

必要なテクニックを提供することが大事です。

 

正しいダンスの技術でも相反する効果が期待されるものは

少なくありません。

 

正しいからと言って習う人の願望に対して

逆心するようなことを教えるのは

習う人からするといい気持ちにはならないでしょう。

 

そういう意味では間違っているけど

まずは一旦棚上げして考えることも

大事だと思います。

 

(3)動作

最後は動作です。

 

目的がありそのために必要な技術を理解した次の段階です。

 

ここからは僕の実体験のお話ですが、

ある方をレッスンしていた時に

なかなかうまくできないところがありました。

 

目的も確認し、こうやってやるんだよやるべきことも

理解できていたと思います。

 

そこに至るまでの基本的な技術にも大きな問題はないと思ったのですが

なぜかなかなかできません。

 

しばらくしてやっとできた時にその生徒さんは

一言こういいました。

 

「(習ったことを)やってなかったわ〜笑」

 

この方は願望とやり方はちゃんと理解してくれていたのですが、

そのやり方自体をやっていなかったそうです。

 

「やらないとできないんだよ」と言ったら

納得したように笑っていました。

 

僕もまさかやっていないとは思わなかったのですが、

たぶんその方自身も同じ気持ちでしょう。

 

ダンスに限らず同じですが、

理解していてもその動作を実際に行わないと

当然ダンスの動きになりません。

 

有言実行とか不言実行とかいう言葉がありますが、

どちらの場合も実行するから意味があるのです。

 

不実行では当たり前ですが、結果出ないのは当然です。

 

「(技術不足で)出来ない」ことと「やっていない」ことは

全く別物です。

 

出来なことはできるようになるしかありませんが、

やるかやらないかは本人次第です。

 

この領域はさすがに僕たちダンス教師が鞭を持って

強制することはできません。

 

理解したらできると思ったら

それは少し違うかもしれません。

 

レッスンで教えるべき事柄



ダンス教師が教えることができるのは

次の条件に合う部分だけです。

 

(1)願望がある

(2)能力〜技術的・フィジカル的にできる

(3)未達成〜しかし現状できていない

 

この全てを満たすことしか教えることはできません。

 

そもそも習う人が願望として持っていないことは

教えても響かないです。

 

そして全くできないような難しいことや無理なことを習っても

できないことはできません。

 

そしてできていることを習っても

それはできているので意味がないのです。

 

大事なことはダンス的に正しいかどうか

あるいは自分が教えたいかどうかは

全く関係ないということです。

 

これはすごく自分に言い聞かせている部分が大きいですが、

レッスンは習う人が主役です。

 

教える人はあくまでも伴走者で

習う人が行きたい場所にいくための

サポートをするというところが

僕にとって忘れていけない部分なのだと思っています。

 

もちろんダンス教師の考え方も人それぞれで

今回の話が正しく、他の教師が間違っているということではありません。

 

ただ自分は今こう考えてレッスンしているというのを

自戒も込めてお話ししました。

 

〜まとめ〜『どんな人の伴走者にもなれるような教師でありたい』

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