《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《ホールド》大きなトップラインを作るアイディア3選 【基本、発展、そしてその先】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Alisa Antonが撮影した写真

 

スタンダードはボディがコンタクトして

ホールドから上が広がった形で踊ります。

 

とくに競技やデモンストレーションをするひとは

その傾向が強く出ると思います。

 

皆さんの中にも大きなトップを作りたいと思っているけど

うまくできな方もいるでしょう。

 

今日は大きなトップを作るために役立つアイディアを

僕なりにお話しします。

 

トップの広さはいろいろある


Unsplash
Henry Lorenzattoが撮影した写真

 

トップが広いと言っても実はいろんな種類があり

人それぞれ自分に合ったスタイルを採用しています。

 

腕が長い人、短い人。

 

背が高い人、低い人。

 

身長差がある人、ない人。

 

胴体が太い人、細い人。

 

などなど条件は他にもたくさんあります。

 

その組み合わせの分だけ、さらにその人の組み合わせの分だけ

違ったトップの広さがあるのです。

 

まさに十人十色、同じスタイルはないともいえます。

 

とはいえ基本の考え方はあり

それらをうまく組み合わせることが大切になります。

 

トップラインの大きさを作る要素は次の3つがメインになるでしょう。

 

要素1|前後の広がり


Unsplash
Jay Wenningtonが撮影した写真

 

まずは前後です。

 

ダンスではお互いが相手の前に立ってお腹の辺りがくっついた状態で踊ります。

 

そのため前後のスペースが近くなってしまいやすいです。

 

猫背になるとダメだよと言うのは

このことでさらに頭が近づいてしまうからです。

 

まず背筋をまっすぐに伸ばして

頭が前後の方向に近づかないようにすることが大事です。

 

具体的には頭を少し後ろに引いて

背骨の上に乗せるように意識します。

 

背骨は体の中でもかなり後ろにあります。

 

触ってみるとわかりますが、背中の皮一枚下に背骨はあります。

 

お腹の方から触ることは不可能でしょう。

 

それに対して頭は何も気をつけないと

体の中心もしくは胸の上くらいにあることも珍しくありません。

 

そのためお互いに前後の距離が近くなってしまうのです。

 

頭の位置を背骨の上に置くだけで

結構トップラインは広くなることが多いと思います。

 

特に初心者はまずここから始めるようにしましょう。

 

要素2|左右の広がり


Unsplash
Will van Wingerdenが撮影した写真

 

つぎに左右の広がりです。

 

最近のスタンダードではこちらがかなり強調されているように思います。

 

ひじの位置はより高くなり、左右への広がりを

大きく作る傾向があります。

 

ただひじを上げるだけではその人の

体の幅+上腕(肩〜ひじまで)の長さで決まってしまいます。

 

もちろん腕が長い人はいいですが、

そうではない人にとっては難しくなってしまいます。

 

この横幅はスタンダードにおいて自分だけで作っているわけではありません。

 

多くの場合自分と同じ役割(男性役or女性役)の方が目に入るため

どちらかの左右のひじの幅が目に入るでしょう。

 

しかし実はホールドの大きさと言う意味では

男性役の左ひじと女性役の左ひじの距離が大切です。

 

つまり腕の長さだけでなく、組む位置でより大きくなれると言うことです。

 

具体的には左右へのずれをより大きくすると言うことです。

 

そうすることでひとりの横幅は同じでも

ずれを大きくすることでお互いの左ひじは

より離れていくことになります。

 

もし動画を見ることができるなら

最近の人をよく見てみましょう。

 

とくに競技の場面でホールドを組む時が入っているものがいいでしょう。

 

自然に組んでいるのでわかりませんが、

よく見ると結構ずれて組んでいることがわかると思います。

 

これが横の大きさにつながると思います。

 

要素3|斜めの広がり


Unsplash
Gustav Gullstrandが撮影した写真

 

最後はこちらです。

 

これは一般的ではないかもしれませんが、

僕がある意味一番大事にしている広がりです。

 

とくに体のボリュームがあまりない人にはおすすめです。

 

これは体を視覚にイメージするところから始めます。

 

体の前の面、後ろの面、そして左右の面を考えて

四角い柱のように考えましょう。

 

通常は前の面の右半分同士がコンタクトしていることをイメージするでしょう。

 

それはとても正しいと思います。

 

これを発展させる形として

お互いの右前の角同士でコンタクトすることを考えます。

 

そうすると左の後ろの角同士がより遠くになるでしょう。

 

これが斜めの広がりです。

 

昔はボディを少し右に向けて相手におへそを向けるような立ち方で

ボリューム出す方法もありました。

 

これはこれでひとつのシステムです。

 

ただこれはある程度ボディ自体のボリュームがないと

形が崩れやすく感じます。

 

また左右への広がりは出しにくく

竜巻のように螺旋状のボリューム感になるでしょう。

 

より現代的に左右への広がりを出しつつ

前後のボリュームも出すためにはこの方法がすごくいいと思います。

 

ただひとつ注意は右肩が出やすいことです。

 

右前の角でコンタクトすることをイメージした時に

右のボディが前に出てしまいやすい傾向があります。

 

コンタクトは右ですが、体自体の向きはあくまでもまっすぐ前に向いています。

 

これをミスると左の胸を前に出すように言われるため

右前の角が使えないということになり元に戻ってしまいます。

 

あくまでも見た目はまっすぐに立った状態で

右の角をコンタクトすることで左後ろにボリュームを出すと言うことです。

 

ムズカシイネ

 

ボリュームの出し方はいろいろ


Unsplash
Levi Guzmanが撮影した写真

 

この3つはある程度基本のやり方で

他にもアイディはいろいろあるでしょう。

 

組み合わせも考えることができます。

 

自分がやりたい広がり方と、体型に合わせて

ベストの方法を探ることが大切です。

 

ただ自分が使わなくても知っていることで

将来役立つことがあるかもしれません

 

〜まとめ〜『大きな広がりを作ろう!』

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