《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《スタンダード》どこを見せることがいいダンスなのか? 【スタンダードの見せ場は決まっている】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。


Unsplash
Peter Conlanが撮影した写真

 

スタンダードを踊る時はふたりで向かい合って

ボディがコンタクトしたまま踊ります。

 

そのため体の一部は表から見えない状態ということになります。

 

とくに競技会やデモンストレーションでは

どこが見えるかはすごく重要です。

 

今日はスタンダードにおける見せ場を

僕なりにお話しします。

 

 

ロンドンで初めて習ったこと




僕が2006くらいに初めてロンドン留学して

初めてのレッスンでドーリン・フリーマン先生に習ったことは

 

「ダンスで大事なのは顔と背中」

 

です。

 

この時はスタンダードのレッスンなので

当然ダンス=スタンダードと理解してください。

 

つまり顔と背中がよく見えることが

ダンスをよく見せるために重要ということです。

 

逆にいえば体の前面は見せるという意味では重要ではないということです。

 

もちろん相手との位置関係はおどりやすさにも直結するので

重要であることは間違いありません。

 

ただ外に見せるという意味ではあまり関係ないということです。

 

スタンダードではどの場面でも顔と背中を綺麗に見せることが

ポイントになると思います。

 

顔をみせるためには位置関係を確認


Unsplash
Christopher Campbellが撮影した写真

 

スタンダードにおいて顔が見えなくなる原因は

位置関係が一番だと思います。

 

お互いが真正面に立ってしまうと

どうしても顔が向かい合ってしまいます。

 

こうなると外から顔が見えないため

ダンスの印象としては弱くなってしまうでしょう。

 

上手な人は不思議なことにいつもふたりの顔が見えているような感じなります。

 

もちろん向かい合っているのでそんなことはないのですが、

顔が見えない瞬間がほとんどないので

そういう印象になるのでしょう。

 

このためにはお互いが左にずれている基本の位置関係を

保つことが重要です。

 

相手の頭と自分の左ひじの間に自分の顔を保つことで

いつも相手の背後から顔が出ている状態になります。

 

当たり前のことかもしれませんが、

意外とこれができていない人もいて

なんとなく印象が薄くなっているのだと思います。

 

ダンスの競技会ではダンスが重要なのですが、

それを記憶するためには顔は結構大事です。

 

みなさんもわかるとおもいますが、

他人の印象の大部分は顔だと思います。

 

服装や喋り方とかもあるかもしれませんが、

やはり顔の印象は桁違いです。

 

ダンスでも同じで、なんだかんだ言って

最終的に顔をインプットすることが大事になるということです。

 

背中は縦のラインを意識


Unsplash
Buntes Lichtが撮影した写真

 

続いて背中です。

 

背中を綺麗にみせるポイントは縦のラインです。

 

背骨がある位置あたりを意識して

ある程度まっすぐに縦のラインを出すように意識します。

 

とくに男性は垂直で直線的なラインがいいでしょう。

 

女性は後ろと左に少しカーブがあります。

 

大切なことは2つです。

 

ひとつはラインが折れ曲がらないこと。

 

もうひとつはラインが細くはっきりとしていることです。

 

まずラインが折れ曲がったり切れてしまうと

せっかくのラインが見えにくくなります。

 

尾骨から頭のてっぺんまで1本のラインを繋いで

長さを表現するようにしましょう。

 

とくに首の後ろで線が切れやすいので

背骨から頭のてっぺんまでラインが繋がる意識を持つようにすると

綺麗に見えると思います。

 

もうひとつはラインがはっきりとしていることです。

 

スタンダードではホールドの広さも大切なので

横に広げる意識があると思います。

 

そのときに背中のラインが横に広がり太くなると

印象としては弱くなってしまうかもしれません。

 

線が左右からぎゅっと圧縮され

細くくっきりとしたラインをイメージするとことで

縦の線がよく見えてくると思います

 

体の前面は踊りやすければOK


Unsplash
Matthias Speicherが撮影した写真

 

これに対して体の前面(顔をのぞく)は

踊りやすければいいと思います。

 

もちろん入場する時やエントリーなど離れている時は別ですが、

組んでいる時は見せようとする必要はありません。

 

どうせ見えないから。

 

そのかわり何でもいいわけではなく

ふたりの関係を保ちやすくすることを優先しましょうということです。

 

相手を弾き飛ばしたり、コンタクトを強くしたり弱くしたりということなく

一定の居心地を保つようにしましょう。

 

そうすればストレスも減り、顔や背中に向ける意識も多くなります。

 

どうせ踊るならカッコよく踊りたいという方は

少し意識してみてください。

 

〜まとめ〜『スタンダードの見せ場は顔と背中』

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