こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダートで回転すると、
後ろに引っ張られるような力が働きます。
これは一般的に
遠心力というものです。
文字通り心(円の中心=ふたりの真ん中)
から遠くへ引っ張る力です。
実際には遠心力というのは、
見かけの力で実際は
求心力が働いているのですが、
踊る時は確かに外に引かれるのを
感じるので遠心力でお話ししていきます。
遠心力は回転すると
必ず発生するので、
なくすことはできません。
踊る時はその遠心力を
どう利用していくかを考えましょう。
今日は遠心力がかかると
なぜうまくいかないか。
またどうすれば遠心力を
味方にできるかをお話しします。
(1)なぜ遠心力が負担になるのか。
まずホールドの
構造から考えましょう。
ホールドはふたりで
作る大きな円とします。
フラフープみたいな感じです。
このフラフープと平行に力が働くと、
うまく支えることが出来ます。
こんな感じ。
斜めに引っ張ると
安定しません。
どうして斜めに
引っ張ってしまうのでしょうか。
それは私達は地面に
立っているからです。
立っているということは
足の位置は変わりません。
そこからボディを後ろに
引っ張られたらどうなりますか。
こうしてホールドに対して
斜め下に引っ張る力が働き、
踊りが崩れます。
(2)どうすれば遠心力を味方にできるか。
なので、遠心力がある時に
自分の身体を少し引き上げるように
力を加えます。
そうすることで、斜め下に働く力を
水平に戻すことが出来ます。
これによりホールドが身体を
支えてきれいに
回転していくことが出来ます。
この引き上げる
度合いは人それぞれです。
カップルの身長差によっても
違います。
なので、すこしずつやってみて
ふたりが釣り合う所を探しましょう。
そうすると、
きれいに回転できます。
こちらをご覧ください。
2:40くらいから踊ります。
Arunas and Katusha Last Dance Blackpool 2019 - DSI TV
綺麗なスピンですね。
こんな風にできたらいいと思います。
(そりゃそうだ…)
みなさんもこれを
目指して頑張ろう!!
~まとめ~『遠心力はちょっとボディを引き上げて利用する。』
解説動画
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