こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
社交ダンスに限らず何かを上達するためには
2つの方法しかありません。
・自分で作り出す。
・他人に習う。
どちらにもメリットとデメリットがありますが
一番大きな違いは「時間」です。
Level1 守る
UnsplashのKristijan Arsovが撮影した写真
まず何をしていいのかわからない人は
教えてくれる人のことをそのまま守ることに
全神経を集中しましょう。
自分ではできているかできていないかの判断はつかないと思います。
そのため教えてくれる人が見ている状態で
自分ができているのか、できていないのかを教えてもらい
できている状態をなるべく自分の体に染み込ませます。
習っていることを理解はできない段階だと思うので
なぜそれをするかとか、どうやってやるかなどは
あまり気にしない方がいいと思います。
大切なのは
・何をするか。
・どうなればいいか。
これだけです。
右を向けと言われたら、右を向きます。
どこの筋肉を使うとか、どのくらいするとかは
全く必要ありません。
なんでもいいから最大限やることが大切です。
もしやりすぎと言われたら大成功です。
いままでとやりすぎと言われたい間に正解があることが
わかったからです。
まずは言われたことを最大限やって
それができているかを先生に見てもらい確認しましょう。
Level2 応用する
UnsplashのNick Fewingsが撮影した写真
次は少し応用してみます。
やることは変えませんが、習ったところ以外に使えるところを探します。
似ているバリエーションや他の種目の
同じフィガーでやってみるのがいいと思います。
応用するというと難しい気がしますが、
「転用する」という気持ちで考えれば意外とできると思います。
転用というのは本来の目的と違う部分に
使うことです。
使うものは変えません。
薬などで頭痛を治す薬だけど、関節痛に使うといった感じです。
(薬は勝手に転用しないでください。)
もちろんなんでも転用できるわけではないですが、
やることは変えないで他の部分に使うだけなので
割と考えやすいと思います。
Level3 発想する
Unsplashのjose aljovinが撮影した写真
最後は自分の知識を総動員して
より良い動きを考えることです。
今まで習ったことを部品として
新たな何かを作るようなイメージです。
習ったことを下地として考えますが、
新しいものを作っていくことになります。
このレベルはある程度基本的な動きができている状態でないと
踊りは崩壊してしまいます。
自分のレベルをよく見極めて
すこしずつ挑戦するようにしましょう。
守ることができなければ始まらない
UnsplashのSimon Maageが撮影した写真
よくある間違いが習ったことを自分なりに解釈して
都合よく理解していくことを応用や発想だと勘違いすることです。
これは発想ではなく曲解です。
自分の中にある技術や考え方をよりよく変えていくために習っているのに
自分の考えに合わせるようにレッスンの内容を変化させているため
その人の中にあるものは根本的に何も変化しません。
むしろ自分の考えに悪い意味で自信を持ち
より頑固になっていくため上達も遅くなる傾向があります。
ある程度までは教える人に力でも修正できますが、
頑固になってしまうと誰が言っても自分の考えに合わせて変えてしまうため
全く進歩がなくなります。
こうなるともう手遅れというか
手の施しようがなくなります。
大切なことは自分がそうなっていないか
いつも謙虚な気持ちで見つめ直すことが大事です。
レッスンの時に自分がその先生のいうことを
しっかりと守っているかを聞いてみましょう。
信頼関係があるなら、最近お前ダメだよと
教えてくれるはずです。
もしコーチャーがそう言ってくれるうちは
まだ可能性があります。
今からでも遅くないので
もう一度「Level1守る」に戻ってやり直せば
必ず上達できると思います。
〜まとめ〜『自分は自分が思っているほど、うまくない。』
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