《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《レッスン》なぜ競技会に出るのか。

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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競技会に出る意味

僕は2017年11月に

競技会出場を最後にしました。

 

この少し前に競技会に出ることに

少し疑問というか

出場する意味を考えるようになっていたのです。

 

1993年に社交ダンスを始めてから

ずっと競技会に出ていたので

惰性になっていたのかもしれません。

 

引退試合に向けて

この時にある先生にレッスンを受ける機会があり

いい機会だったので聞いてみました。

 

「先生はどんな気持ちで競技会に望んでいたのですか?」

 

その時の答えは意外なものでした。

 

引退試合でどう踊るかを考えて踊っていた。」

 

つまりその先生の考えでは

 

・競技ダンサーの集大成は引退試合

 

・それまでの競技会はそのための練習

 

ということでした。

 

僕は優勝することを意識するとか

いい踊りをするとかそういうことを

予想していたので

この答えは斜め上から来る感じでした。

 

でもこれを聞いた時の気持ちは

 

「まだ引退できない。」

 

という気持ちでした。

 

その時の踊りはそれなりに上達を感じていたものの

十分頑張ったかと言われたら即答できるものでは

なかったと思います。

目標に向かって

その日から自分が引退する日に向かって

進んでいく日々が始まりました。

 

ダンスに限らず競技者であるからには

いつかは引退する時がきます。

 

その時にどんな踊りをするのか、

考えてみると意外と難しいながらも

ゴールが見えた瞬間でもありました。

 

そういえばロンドンでレッスンを受けている時に

こんなことを習いました。

 

「大事なことはMY GOAL」

 

つまり競技会の時に自分のゴールを設定し

達成できれば優勝(WIN)ということです。

 

そのころは悪い意味で成績が

気になっていたと思います。

 

でも自分が最後に踊るとしたら

どういう姿をみんな見てもらいたいか。

 

そういう視点で考えると

自分の踊りたいスタイルで

疑問や迷いがない状態で

踊りきることが大切なのかなと

思うようになりました。

 

その日を迎えて

それからはレッスンを受けるときに

自分が引退試合で踊る姿に足りないものを

いつも意識しました。

 

そうすることで、だんだんとイメージが

具体的になりすこしずつ

自分が最後に踊る姿を想像できるようになってきました。

 

そして2017年の夏の終わりに引退を決心し

そこからはラストスパートです。

 

期限が決まると力が出せるのか

いつもは辛いことでもなんとか

乗り越えていけるようになった気がします。

 

そして最後の日。

 

どんな気持ちで踊れるのか楽しみにしていましたが、

意外といつもと同じ気持ちだったのを覚えています。

 

そしてダンスビュウなどで有名な選手のラストコンペの話を見ると

疲れを感じなかったとか、本当に夢のようだった

のような話が載っています。

 

自分は…

 

「つ…つらい…」

 

ふつうにバテてふつうに苦しかったです。

 

でもその時の全力で踊れた気はしました。

 

もちろん今思えば、もっとこうしたらとか

あそこを練習しておけばというものはあります。

 

でも引退試合に向けて頑張れたことは

じつはとても幸せなことで

なかなかないことだと思います。

 

実際に有名な選手でも

怪我で引退するような人は

試合に出れなかったり、

出ても練習が満足にできない中で

引退試合に臨んだ人も多いように感じます。

 

またそれ以外の理由で自分の頑張ってきた舞台から

強制的に外されてフェードアウトしてしまった人も

いるかもしれません。

 

そういう中で自分はある程度ラッキーだったのかなと思います。

 

いまもこういう状況で今年引退を考えていた人は

とても悩んでいると思います。

 

その悩みはその人にしかわかりません。

 

いい引退試合が迎えられることを

願い、祈っています。

 

〜まとめ〜『競技会は引退試合に向けて』

 

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