こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのDušan veverkologが撮影した写真
スローフォックストロットは社交ダンスの種目ですが、
ゆっくりな割に意外と踊るのが難しいです。
その理由のひとつにスローとクイックというカウントの取り方が
なんとなく難しいという人が多いと思います。
今日はスローの音楽を取れるようになるためのコツを
僕なりにお話しします。
まずは拍を取れるようになろう
UnsplashのAnna Louiseが撮影した写真
まずは音楽の拍を取れるようになりましょう。
拍とは1234のように数字で数えるものです。
これが取れないとスロー、クイックにもたどり着けません。
まずスローの曲に合わせて手拍子をしてみましょう。
なんとなくでOKです。
パンパンパンパンと打っていく感じです。
これが拍になります。
それができるようになったら次にたまに強く叩いてみましょう。
これもなんとなくですが、強く叩きたくなる場面があると思います。
そこがカウント1、あるいは3に当たることが多いでしょう。
1と3の区別は難しいかもしれません。
それでも強弱強弱と繰り返せるようになってくれば
だんだんわかってくると思います。
まずはこの拍を捉えるようにしましょう。
スローとは?クイックとは?
UnsplashのJason Strullが撮影した写真
続いてスローとクイックの意味です。
英語ではslow quickと綴ります。
意味はslowがゆっくり、quickは素早いです。
しかしダンスのカウントとして使う場合は
速さよりも長さの意味が強いと思います。
クイック(Q)は1拍つまり手拍子1個分です。
それに対してスロー(S)は手拍子2個分ということです。
そのため進むスピードとは直接関係はありません。
むしろライズの関係でボディの進むスピードはスローの時の方が
速いまでもあります。
まあそれはおいといて…
例えば一般的なカウントSQQと踊る時を考えてみましょう。
最初の1歩は手拍子2個
次の2歩目、3歩目は手拍子1個ずつです。
パンパン パン パン
です。
そのため1歩目はわりと時間をかけて動いていく感じになります。
これがスローという由来なのかもしれません。
ちょっと確実ではないですが、個人的にはそんな気がします。
1で足を出して2で乗る
UnsplashのMad Rabbit Tattooが撮影した写真
クイックカウントはそんなに難しくないと思いますが、
スローカウントが早くなってしまうことが多いと思います。
これはスローの「ス」と言った時にすでに体重が乗り切ってしまっていることが
原因の場合が多いでしょう。
これを防ぐためには1歩の動作を2つに分けて
「ス」と「ロー」あるいは1と2に分けて動作するといいでしょう。
「ス」あるいは1で足を出します。
このとき床にはつけますが、まだ体重は乗りません。
そして続けて「ロー」あるいは2の時に
体重を乗せるようにします。
1で足を出して、2で体重が乗る。
そうすることでスローという2拍の時間いっぱい使って
1歩を踊ることができると思います。
自由度が高いことが難しさであり魅力
UnsplashのMichał Parzuchowskiが撮影した写真
先ほど言ったようにスローカウントを踊りますが、
とはいえそれでも全体に滑らかに踊るため
なかなかタンゴのようにはっきりとはしないかもしれません。
そこが難しさなのでしょう。
しかし自由度が高いということは
自分の裁量がある程度あるともいえます。
表現の幅が人によって違っていいということです。
たしかにスローというカウントを見ても
本当にゆったりに見える人もいれば
割とビューンとスピード感がある人もいます。
もちろんしっかりとカウントは取れていますが、
結構表現の自由がありそうです。
楽しく自由に踊るためにも
まずは基本のカウントを理解しておくことが大切です。
ちょっと難しいですが、ぜひ挑戦してみてください。
〜まとめ〜『スローとクイックは2:1の関係』
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