こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのArtem Beliaikinが撮影した写真
社交ダンスをする時はいい姿勢が大切です。
見た目はもちろんバランスよく立つためにも
まっすぐに立つことは役立つでしょう。
とはいえなかなかこの姿勢というのは
どうしていいかわからない方もいるかもしれません。
今日はダンスに限らずいつでも使える綺麗な姿勢を作る
3ステップを僕なりにお話しします。
気をつけ!はいい姿勢ではない
UnsplashのPatrick Robert Doyleが撮影した写真
僕も小学校の時に「気をつけ!」の姿勢を注意されて
これがいい姿勢だと思っていました。
両足をそろえて胸を張り、あごを引いて…みたいな注意を
受けたことがある人も少なくないでしょう。
もちろんその姿勢自体には何らかの意味はあると思いますが、
自然で綺麗ない姿勢とは少し違う気がしています。
体に緊張感がありすぎますし
何より動きにくいです。
もしかしたら動かないこと(直立不動)が目的なら
確かにいいのかもしれません。
ただ綺麗な姿勢=自然でリラックスっしていていつでも動けると考えると
気をつけ!をそのままいい姿勢にするのはちょっと合わない気がします。
STEP1|鎖骨を触る
良い姿勢のポイントは鎖骨です。
お腹が出る、猫背になる、巻き肩など
悪い姿勢になる状態はいろいろです。
そのいろいろを簡単に治すキーポイントが
鎖骨なのです。
鎖骨は肋骨(=ボディ)と腕を繋ぐ部分です。
ここの位置や状態が悪いと
肩や背骨などのいろんな場所に不具合が出るのです。
逆にいえば鎖骨さえいいポイントに置くことができれば
いい姿勢の80%は手に入れたも同然ということです。
そのためにまずは鎖骨がどこにあるかを
しっかりと意識しなければなりません。
意識するのに一番簡単な方法は
触ることです。
喉の下あたりにぽこっとした2個の出っ張りがあるでしょう。
そこから首の周りを通って後ろにむかって
15cm〜20cmくらいの骨があると思います。
中心から外に向かってやさしく撫ででみましょう。
鎖骨がそとにすぅ〜っっと伸びていくような感じです。
わかりにくい人は深呼吸をしながら
撫でてみましょう。
吸う時に外に向かって手を滑らせていきます。
何回かやっているとだんだん鎖骨が
体の外に出てくるでしょう。
とくに外に行くと割と不明瞭になっているともうので
指先で少しずつ触って確認してみましょう。
STEP2|鎖骨を上に向ける
UnsplashのJOHN TOWNERが撮影した写真
次に鎖骨を上に向けます。
太陽の光を鎖骨に当てるようなイメージです。
これは鎖骨だけを向けることはできないので
デコルテ全体を上に向けるようにします。
みぞおちと鎖骨の間の平らな部分全体を
太陽の方に向けるのです。
このとき鳩尾を前に出すようにすると
そんなに力を入れなくても上に向くと思います。
背骨でかんがえるなら、みぞおちのちょうど裏側を
しならせるようにする感じです。
うまくできない人は腕の動きをつけると
体が動いてくるでしょう。
まず腕を伸ばして体の前で交差します。
体から少し離して猫背になって準備です。
そこから腕を前から横、斜め上に開きながら
鎖骨を上に向けていくようにします。
深呼吸する時のような感じです。
これを何回もゆっくりと繰り返すと
だんだんろっ骨の筋肉がやわらかくなり
鎖骨が上に向けられるようになるでしょう。
STEP3|呼吸を通す
UnsplashのChelsea Gatesが撮影した写真
最後は呼吸です。
直接鎖骨とは関係なさそうですが、
結構大事です。
鎖骨が上に向いても、呼吸が苦しい時は
まだいい位置に鎖骨が来ていない可能性があります。
鼻から息を吸って上に向かって空気が流れます。
そして脳天にあたってから体の中心を下に落ちていきます。
このとき首の辺りを空気が通る時に
なるべくスムーズにすぅ〜っと通るイメージで
喉を開きます。
顎を引くと基本的には気道が狭くなり
空気が通りにくくなるでしょう。
少し顎をあげ喉を緩めて
鼻の頭をスッとあげるようにします。
そうすると鎖骨がもうひとつ上に向いて
背中が綺麗に伸びてくるでしょう。
ここまで来れば非常に鎖骨が上に向いて
自然で綺麗な立ち姿になっていると思います。
ここから自分の踊るダンスに合わせて
形を作れば自信がある自然な姿勢で立つことができるでしょう。
鎖骨は姿勢のポイント
UnsplashのDiana Simumpandeが撮影した写真
鎖骨は普段あまり意識することがありません。
そのため腕が肩から生えているような状態になり
肩甲骨の存在がおかしくなるため結果的に
綺麗な姿勢ができないのです。
鎖骨を意識して上に向けることで
上半身の収まりが良くなると思います。
みなさんも、まずは鎖骨を意識して
太陽に向けてみましょう。
そうすればきっといい姿勢で気持ちよく
自信があるように立つことができるでしょう。
〜まとめ〜『鎖骨で太陽のエネルギーを吸収する』
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