こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのDavid Hofmannが撮影した写真
スタンダードを踊るときは
ボディがコンタクトして頭が離れた姿勢で
踊ることが一般的です。
程度の差こそあれ、社交ダンスでも競技ダンスでも
基本的に同じです。
今日はこの姿勢を作るための最初のポイント3選を
僕なりにお話しします。
ポイント1|まっすぐ立つ
UnsplashのAnnie Sprattが撮影した写真
まずはまっすぐに立つことが大切です。
どんなに大きくトップが開いていても
自分の足に立っていることには変わりありません。
そのためまず自分の足に重心が乗って
立っている状態を覚える必要があります。
そのために一番基本となるのは
垂直にまっすぐ立つことです。
このとき左右に関してだけでなく
前後に関してもまっすぐに立つようにしましょう。
鏡を見たときに左右の偏りを直すのは
そう難しくないでしょう。
問題は前後の偏りです。
壁に背中をつけるのもひとつの方法ではありますが、
体には凹凸があるので、重心に関して
まっすぐ立つという意味ではずれることもあります。
一番いいのは体の各部分の中心が
足の裏の真ん中に乗ることです。
代表的な点は次のような場所があります。
(1)頭の中心→耳の穴の少し前くらい
(2)肩の中心→腕の付け根の真ん中あたり
(3)腰の中心→ズボンのポケットあたり
大体この3点がまっすぐに土踏まずの上にあれば
まっすぐに立っていると言えるでしょう。
ポイントは(1)の頭です。
頭の位置は通常結構前にあります。
これは首の骨が頭のかなり後ろの方につながっているため
頭の重心よりも後ろを支えているためです。
頭の中心は横から見たときに
耳の穴かその少し前辺りにあると思います。
そのため少し上を向くようにして
後頭部を後ろに動かすことで位置を調整するといいでしょう。
ポイント2|ボディを前に出す
UnsplashのLiel Anapolskyが撮影した写真
続いてカーブの作り方です。
一般的にスタンダードのカーブは
「トップを広くする」と言った言葉で表現されます。
そのため頭を後ろに動かそうとしてしまうことは
もっともな反応だと思います。
もちろんある程度理解して行えば
問題ないでしょう。
しかし気をつけないと重心が後ろに行きすぎて
倒れてしまうことも考えられるでしょう。
これを防ぐには体を前に出すように意識するといいと思います。
頭が後ろの代わりにボディが前に行くのです。
そうすると出来上がる形は同じですが、
重心はどちらかというと前にずれるようになります。
最初に足の真ん中にまっすぐ立っていれば
ボールの上くらいに重心が来ることになります。
こうすると後ろに倒れないで
後ろに反ったように見えるカーブを作ることができます。
ポイント3|前後でプラスマイナスゼロに
UnsplashのGustavo Torresが撮影した写真
最後はバランスの取り方です。
体のカーブをどんなに大きくしても
重心の位置はそれほど影響を受けません。
というか影響を受けないようにする方が自由に動くことができるでしょう。
そのためにはボディを前に出したときに
プラスマイナスゼロになる感覚がいいでしょう。
前に出した分何かを後ろに保つのです。
それが頭の重さです。
頭の重さとボディの重さが前後で釣り合っている感覚を持つと
トップの広さを変えながら踊っていくことができると思います。
背中の壁から離れるように
UnsplashのDavid Hofmannが撮影した写真
これをイメージするには次のようなのがいいともいます。
まずまっすぐに立ちます。
このとき背後にカビがあることを想像しましょう。
そこにかかとから頭までまっすぐにくっついているとします。
頭と踵をそのまま壁につけたまま、ボディを前に話していく感じにしてみましょう。
ただこれはあくまでもイメージです。
先ほど言ったように本当に壁にぴったり背中をくっつけて立つと
本当の意味でのまっすぐにはなりません。
もしイメージしにくい人は壁の近くに立ってやるのがいいと思います。
こうすると頭が後ろに行くのではなく
体が前に出ることでカーブを作ることができるでしょう。
それにより背中の後ろに空間ができるような感じです。
これをふたりで行うことで
大きく開いているけど、後ろに倒れない
安定した立ち方になると思います。
〜まとめ〜『体が前にカーブする』
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