《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《スタンダードのこつ》顔の向き〜左向きVer. 【どこを向くかで踊りも変わる】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
Etty Fideleが撮影した写真

 

 

先日顔の向きについてお話ししました。

 

そこでこんな質問をいただきました。

 

「左むくってどれくらい向くの?」

 

そうなんです。

 

一概に左を向く、右を向くといっても

どれくらい向くかはあまりはっきりと書いていることは少ないです。

 

今日はこのどれくらい向くか問題を僕なりにお話しします。

 

 

どれくらい左右に回すことができるか

 


Unsplash
Brooke Cagleが撮影した写真

 

 

まず首をつかって頭がどこまで回るかを

試してみましょう。

 

勢いはつけないで回してください。

 

怪我します。

 

体を回さないように首を使うと

大体左右90度くらいだと思います。

 

つまり肩の上から肩の上まで。

 

ダンスでもまずこの範囲内で使うということを

確認しておきましょう。

 

大きく分けて7つの向きがある

 


Unsplash
Jametlene Reskpが撮影した写真

 

 

では次に具体的にどれくらい向くかを考えましょう。

 

まず顔の向きを7つに分けてみましょう。

 

左右に90度、60度、30度そして真ん中の0度です。

 

まあ角度に関してはざっくりのイメージでOKです。

 

すごく左と普通の左と、ちょっと左くらいで

全然大丈夫です。

 

この中で真ん中、つまり真正面はスタンダードでは

基本的に使いません。

 

なので実際に踊る時に使う顔の向きは

左右の90度、60度、30度でいいと思います。

 

ではそれぞれの角度の作り方と使う場面を見ていきましょう。

 

左向き〜女性役Ver.

 


Unsplash
Katie Gerrardが撮影した写真

 

 

まずはスタンダードの基本左向きです。

 

女性役と男性役に分けてそれぞれお話しします。

 

(1)女性役の左30度

顔の向きはほんの少し左に向くくらいです。

 

目安としては男性の頭に対して

ちょうど頭ひとつ分左を向くような感じです。

 

視界に男性の頭は入りますが、

気にならないくらいがいいと思います。

 

これを使う場面はあまり大きなシェイプがない状態で

踊る時などになると思います。

 

無理のない向きでまさに基本の位置です。

 

ただ競技などを目指しているような踊り方の人は

あまり使う場面はないかもしれません。

 

(2)女性役の左60度

これはある程度シェイプがある状態で

左向きと言ったらこの向きです。

 

先ほどよりも左に向いています。

 

目安は相手の頭と自分の左のひじの真ん中くらいです。

 

女性役の左手の上くらいになることが多いかもしれません。

 

社交ダンスにおいて女性役は男性役と違い

少し後ろに反ったような形になります。

 

そのため左に向く度合いもすこし増やすと

綺麗に見えるし首自体も楽になると思います。

 

そのかわり体幹は辛いです。

 

これはトレードオフになるので諦めてください。

 

(3)女性役の左90度

ピクチャーポーズなどで大きくシェイプがかかった時に

使います。

 

左のひじの上か、それ以上に向く感じになる時もあります。

 

左の肩の上に顎の中心がくるくらいに回すので

ある程度訓練が必要になるでしょう。

 

ここまで向くのはかなり背中のしなりがある状態だと思います。

 

顔の向きだけ左にすると、逆に頭が男性役に近づくので

無理に左に向くことは避けましょう。

 

左向き〜男性役Ver.

 


Unsplash
Usman Yousafが撮影した写真

 

 

続いて男性役です。

 

(1)男性役の左30度

男性役はまっすぐに立つので

シェイプ自体は少なくなります。

 

そのため顔の向きも30度くらいが基本になります。

 

よく言われるのは左のつま先の上に

鼻を乗せるというものです。

 

凛々しくまっすぐに立つイメージを持ちましょう。

 

(2)男性役の左60度

女性と同様ある程度シェイプがかかると60度くらいを向くこともあります。

 

実際には踊っている最中に大きくシェイプが変わるので

平均すると60度くらいになるかもしれません。

 

ただあまりこの位置で止めることは少ない気がします。

 

男性とすると基本の位置ではないので

ちょっと中途半端な気がします。

 

ただPPの時はわりとこの60度くらいの場所を見ることになります。

 

PPのとき男性のホールドは進行方向とほぼ平行になることが多いです。

 

このとき顔も本当に進行方向に向ける

つまり左の90度にするとどうしてもホールドに無理がかかり

右肩が上がってしまいます。

 

90度つまり進行方向に見えますがそれより少し右

ちょうど繋いでいる女性の右手のちょっと右くらいを見ると

見た目には左90度に見えますが、

体のストレスはグッと減ると思います。

 

PPで右肩や右手にストレスがある人は

試してみる価値があると思います。

 

(3)男性役の左90度

最後に90度です。

 

これは大きくシェイプがかかった時に使います。

 

女性と全く同じです。

 

男性から見て左に大きく傾いたり

右に大きく回転した時に自分の左手より外を向くくらい使います。

 

ただ先ほどPPでお話ししたように

ホールドとのストレスが大きくなるので

ある程度難しいテクニックということは覚えておきましょう。

 

シェイプが大きくて左に90度向ける場面でも

ホールドやボディを維持する力が足りないと

うまくできないこともあります。

 

左向きだけでも結構大変!

 


Unsplash
Usman Yousafが撮影した写真

 

 

ここまでお話ししてきて顔の向きに関しても

結構色々あるんだなと思いました。

 

長くなってしまうので右向きVer.は次回お話しします。

 

ただ社交ダンスは左向きが基本になるので

初心者の方は相手の頭のちょっと左くらいを見て踊りましょう。

 

もし真正面を見ると相手の顔が合って

あ〜と思っているうちに下を向いてしまうことになります。

 

楽しく踊るためにもちょっと大事なテクニックです。

 

〜まとめ〜『左を向くと言ってもいろいろ』

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