こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードでもラテンでも社交ダンスはふたりで踊ることが多いと思います。
そのためふたりの動くタイミングや動き方を合わせることで
よりスムーズに楽しく踊ることができます。
とくにスタンダードは体がコンタクトして踊るので
いろいろ合わせやすい反面、合わないとかなり踊りにくくなります。
今日はスタンダードでふたりの動きを合わせるコツを
僕なりにお話しします。
スタンダードで合わせる「動き」とは？
UnsplashのTim Mossholderが撮影した写真
まず動きとは何かを確認しておきましょう。
動きを合わせると言っても
何を合わせるかがモヤっとしていると
上手く合いません。
ふたりが合わせるべき動きは
以下の３つです。
（１）動く量
（２）動く方向
（３）動くタイミング
他にも回転などがありますが
まずこの３つに注目しましょう。
それぞれの動きを簡単に説明しておきます
（１）動く量
これは距離と言い換えてもいいと思います。
大きく進むのか小さく進むのか。
ふたりの進む距離が違いすぎると
スタンダードは上手く踊れまません。
動く距離はとても大切です。
（２）動く方向
動く方向は前や後ろもそうですが、
部屋に対してどちらに動くかも大切です。
窓の方に行くのか、鏡のほうに行くのか。
距離があっていても方向が違うと、
体が離れたり、引っ張りあってしまいます。
同じ方向に動くことは大事です。
（３）動くタイミング
距離と方向があっていても、
動くタイミングが違ったらチグハグになってしまいます。
同時に出て同時に動き終わらないと
スムーズに動き続けることができません。
とくに動き始めのタイミングは最重要課題と言っても
差し支えないです。
初めよければ終わりよし。
最初に気をつけましょう。
必要な動作はひとつ
UnsplashのNick Fewingsが撮影した写真
これだけのいろんなことを合わせるために
どうしたらいいでしょうか。
答えは「ひざを曲げる」です。
えっ？
それだけって感じですよね。
でもそうなんです。
ひざ（もちろん股関節と足首も曲げるけど）をまげることで
これらのことは伝わります。
たくさん曲げると大きく動き、少し曲げると小さく動くことになります。
また曲げる感じで動く方向も表現できるでしょう。
タイミングもひざを曲げてから伸ばす動作に切り替わる時が
動き出しになります。
曲げた状態で止まることはあまりないので
曲げ切った次の瞬間が伸びるタイミングになります。
リードする人は自分の動きを強く念じながら
ひざを曲げればなぜか（？！）伝わります。
フォローする人も曲げる時に感じた動作を
自信を持って踊りましょう。
もしそれで相手と合わなくても
それはリードがクソなだけであなたは1mmも悪くありません。
みんなちょっとずつ違うけど
UnsplashのTimon Studlerが撮影した写真
ただ膝の曲げる雰囲気は人によってみんな違います。
またその動きを感じて踊る人の反応も
みんな少しずつ違います。
なのでリードする人は相手の反応を見ながら
調節する必要があります。
同じリードをしてもみんな少しずつ反応が違うのです。
またフォローする人も自信をもって反応しますが、
それが相手の意図と違った時は
少し考えを修正します。
あなたが悪いわけではないですが、リードの仕方も人それぞれです。
この人はこういうリードの時にこういうことを求めてるなぁ〜
みたいな感じで覚えていけば大丈夫です。
ただそんなに大きくは違わないので
お互いにまずはしっかりとひざを曲げることで
動きを連絡し合うことがダンスのハーモニーを生む
第一歩になると思います。
〜まとめ〜『ひざを曲げることでいろいろ伝わる。』
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