こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
《競技ダンスのテクニック》フロアの使い方、ということで
僕が競技会で踊りながら考えてきた
フロアの使い方をご紹介しています。
今日は4回目です。
前回までのお話は
とLODの基本をご紹介してきました。
LODが良くわからない人は
まずこれらの記事をお読みください。
スタンダード特有のLODのながれ
さて今日のテーマはスタンダード特有の
の流れです。
その1で説明したように
LODは基本的にフロアを反時計回りに
まわります。
ラテンの場合は比較的、フロアの辺に沿って動き
コーナーは丸く踊っているように見えます。
ただスタンダードにはコーナーを意識して
踊る傾向にあります。
すべてではないですが、
ラテンのようにいつも丸く踊っている
わけではありません。
また長い辺では見せ場となるバリエーションを
使う傾向にあります。
そのバリエーションは90%がリバース系
つまり左回転のフィガーです。
なのでフロアの中の方に入りながら
踊ることが多くなります。
なのでスタンダードではこのような動きに
なると思います。
糸巻や鼓のような感じです。
これはフロアの中に入ったほうが
リバース回転をしやすいのと
目立つからです。
またラインフィガーで止まることが多いので
辺の近くで止まると
ぶつかる可能性も多くなります。
まずスタンダードでは
この流れがあるということを
覚えておきましょう。
ぶつかる人のチェックポイント
先ほどリバース系のフィガーは
中に入ると言いました。
入らなくても出来ますが、
見た目や回りやすさから
一般的にそう踊る人が多いです。
またナチュラル系つまり右回りのフィガーは
外側を回るようなカーブで
踊ることが多いです
先ほど糸巻みたいにLODが流れる
と言いましが、これは長い辺をリバース系で
短い辺をナチュラル系で踊っていると言いうことです。
こうすると、すべての線が交差しにくく
流れよく踊ること出来ます。
長い辺をナチュラル系で踊る人は
それはそれで特に問題ないです。
ぶつかりやすいパターンは
短い辺をリバースで踊ることです。
まず左のように踊ると、
何とかぶつからないですが
踊りにとても制限を受けるので
思い切って踊れないと思います。
また右のように踊ると前半で
ラインフィガーを踊る人と交錯します。
また後半はリバース系バリエーションの前半、
つまりファーラウエーリバースなど
加速してくるフィガーと交錯し
とても危ないです。
なので短い辺でリバースを使うことは
基本的におすすめしません。
なるべくスピンなどナチュラル系フィガーか
シャッセのように直線系のフィガーを使い
フロアの辺に沿って踊る方がきれいに見えると思います。
どうしてもウィーブなど使いたい人は
できるだけ薄く入るようにしましょう。
薄すく入るとは、フロアの辺に対して
角度を小さく開いて入っていくことです。
こうすれば比較的ぶつかる心配はないと思います。
本番で失敗しないためには
練習の時に自分たちのバリエーションを整理し
長い辺で踊るフィガーと短い辺で踊るフィガーを
しっかりと分けておきましょう。
そうすれば、ステップの順番が変わっても
慌てることなくおどりつづけることが
出来ると思います。
また、この流れを使っていない人は
ぶつかってくることが多い人です。
本人に伝える必要はもちろんありませんが
あまり近づかないようにするのも
大事なテクニックです。
これで自分たちはいつもスムーズに踊れて
気分もいいし、本番できっと満足いく
踊りが出来ると思います。
~まとめ~『スタンダードのLODは糸巻みたいな形です。』
解説動画
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