《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《競技ダンス》ダンスフロアで思い通りに踊る 【ダンスのテクニックではないけど大事な技術】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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僕は以前競技会に出て

踊っていました。

 

競技会では複数の組が一斉に踊ります。

 

そのため自分の進みたい方向に進めなかったり

決まったルーティーン通りに踊れないことがあります。

 

そのため競技会においては

周りの人を避けながら

躍り続けることもひとつの実力になると思います。

 

今日は混雑したフロアで踊ることに関して

僕の個人的な考えをお話しします。

 

そもそもなんで一斉に踊るのか?

 

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社交ダンスの競技会でも

セグエやショーダンスなど

1組で踊って競うものはあります。

 

でも基本的には複数組が同じフロアで

それぞれの振り付けで踊ります。

 

これはもともとが社交ダンスだからだと思います。

 

社交ダンスは多くの場合そこにいる人が

思い思いにフロアで踊ります。

 

この時には競い合っているわけではないのですが

お互いにぶつからないようにおどります。

 

これを競技化したものが社交ダンスにおける

競技ダンスなので踊るスタイルは

複数で踊るのだと思います。

 

つまり競技ダンスはダンスの技術だけでなく

複数のカップルが同時に踊る中で

どう動くかも大事だということです。

 

フィギアスケートや体操、アーティスティックスイミングなどは

ひとりもしくは1組(2人〜10数人のチームを含む)で

演技をします。

 

これは多分バレエを基礎に持っているのだと思います。

 

そのため舞台の上には1人もしくは1チームだけがあがるので

どこに動くかわからない相手を避ける必要がないのです。

 

社交ダンスは特別な面があるということです。

 

同じ場所に自分以外の人がいるとは?

 

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同じフロア(場所に)自分以外のチームがいるというのは

スポーツにおいてはよくあることです。

 

サッカーやバスケットボールなどは

すごく社交ダンスに似ています。

 

バレーボールやテニス、卓球などは

動ける範囲がある程度制限されているので

そこまでではないと思います。

 

それはそれなりの難しさがあると思いますが…

 

その中でサッカーやバスケットボールなどと

社交ダンスが決定的に違うところは

 

『自分以外の人の動きを邪魔しない』

 

ということだと思います。

 

多くのスポーツではルールの中で

相手の動きを邪魔することが

ひとつの作戦としてあると思います。

 

ディフェンスという考えがあるスポーツは

邪魔することが防御の全てとも言えます。

 

社交ダンスでは複数で踊っても

相手の邪魔をすることは考えません。

 

いかに自分たちが思い通りに踊るか。

 

いかに自分たちが実力を発揮するか。

 

そこが唯一にして最大の観点になります。

 

そういう意味では100m走などのコースがある種目や

ゴルフなど相手を直接邪魔しないものなどが

近いように感じます。

 

フロアでぶつからないために

 

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ダンスのフロアではぶつからないために

いくつかのルールがあります。

 

ちなみに今からお話しするルールは

スタンダートにおけるお話しです。

 

ラテンでもサンバやパソでは使えるかもしれません。

 

また他の種目でも応用はできるかもしれませんが、

スタンダードを基準にお話ししていることを

ご了承ください。

 

(1)部屋の中で動く方向が決まっている〜LOD(エルオーディー)

まず社交ダンスには「ライン オブ ダンス」といって

部屋の中を動く方向が決まっています。

 

通常はLOD(正しくはL.O.Dになると思いますが)といわれ

部屋の中で壁に平行な線上を基準に上から見た時に

時計と反対の方向に回ることです。

 

反対周りの人がいるとぶつかってしまいます。

 

まずはこの方向に流れるプールのように

進んでいきながら踊ることが大事です。

 

ちなみに野球や陸上競技も同じ方向に回ります。

 

競馬は右回り(時計回り)と左回り(反時計回り〜LODと同じ)が

あると思います。

 

人間って回る方向が決まっているのでしょうか?

 

これは前から不思議です。

 

知っている方がいたら教えてください。

 

左回りの理由を知っているぜ!の人はこちら

 

(2)流れに乗る

フロアの流れる速さはその時のレベルや

広さで決まります。

 

通常上のクラスになる程流れは早くなる傾向があります。

 

同じ競技会でも1次予選より2次予選、

そして準決勝、決勝と上がるたびに

流れは速く強くなります。

 

なので流れについていけなくなってきたら

自分の実力が足りなくなってきていると思って

間違い無いです。

 

流れに余裕を感じる時は自分が流れを作っているということです。

 

まわりに流されずに自分のペースで踊ることで

他の人より一段上のステージに行き

フロアの中でも一番目立つことができます。

 

苦しくは無いけど自分が流れを作っていない時は

流れを作っていると思われる人のペースで踊ります。

 

そうすることでまわりからはペースを作っているように見え

自分も流れに乗りやすくなります。

 

チャンピオンやファイナリスト、招待選手など

自分より明らかに格上の人がいる時に

使うことができます。

 

うまくいけば自分の実力以上の踊りができて

新しい可能性が見えるときもあります。

 

 

(3)人のいないところには行かない〜みんな来る

ぶつからないためにどこに動くのがいいでしょうか?

 

「人がいないところにけばいいじゃん。」

 

はい残念。

 

みんなそう思うので、結局ぶつかります。

 

競技では特にそうですが、

人のいないところに踊れば目立つと思って

進んで行きがちです。

 

でもみんなそう思っているので

結果的に密集してぶつかって

踊りにくくなってしまうことが多いと思います。

 

おすすめは人のいるところに行くことです。

 

今人がいるということはその人がこれから動くので

結果的に人がいない場所になります。

 

高素行道路の合流や車線変更に似ています。

 

もちろんピクチャーポーズなどで止まっている人のところに

進んではいけません。

 

たとえばPPになったひとなどは進む方向がわかりやすいと思います。

 

その人がいるところに向かって踊ることで

他の人がこない広いスペースで踊ることが

できると思います。

 

でも実際はちょっと作戦もある

 

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他の人の邪魔はしないと言いましたが

たまに意識的にすることもあります。

 

(僕だけかもしれませんが…)

 

もちろんいきなりはしません。

 

遊びとしてちょっと仕掛けて

盛り上げてみたりとか。

 

これは競技ダンスには必要ないですが、

プロとしてちょっとした遊び心で

観客を盛り上げるためです。

 

具体的にはそのカップルの隣で

同じピクチャーをするとかです。

 

邪魔というわけではないですが

やられるとちょっとむかつくけど

やると楽しいです。

 

もうひとつはPPなどで向かい合ったときです。

 

とくに実力差がない時は

譲ったら負けだと思うので

絶対に譲りません。

 

このあたりはメンタルの問題なので

すこし避けて進むほうがダンス的には

全然いいと思います。

 

でも自分の中で譲れない!と思う時は

そうすることでメンタルを強く保つこともしました。

 

 

ぶつかられたからやり返すとかは

1回もやったことはありませんよ。

   ↑

どう理解するかはあなた次第です

 

ダンスは自分の実力を発揮することで

勝負をするものです。

 

うまく流れに乗っていいダンスを踊ってくだささい。

 

〜まとめ〜『フロアの上では、自分のダンスで勝負する。』

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