こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
身長差がある方は
ホールドの悩みを持つ場合が
多いです。
女性の右腕が伸び切ってしまったり、
男性が左手で女性を引っ張ってしまったりした経験のある
身長差カップルは多いのではないでしょうか。
一般的に身長差があるばあい
腕の長さも違います。
腕を横に広げた広さは
身長と同じくらいらしいです。
これはウィトルウィウス人体図
というものです。
見たことある方も
いると思います。
詳しく知りたい方はこちら
これを見ると
身長と腕を広げた長さが
どちらも正方形に
あっていることがわかります。
もちろん誰でも
身長と腕幅がピッタリ同じ
というわけではありませんが
だいたい同じです。
なので身長の大きい人は
幅も広いのでホールドすると、
横幅が大きくなります。
男性が大きいカップルの場合は
普通にホールドすると、
女性から見て男性の左手が
遠くになります。
そこで女性は右腕を伸ばすか、
右にずれるしかなくなります。
(下手な手描ききですいません。)
これでは腕に力が
入ってしまいます。
形も円にならないので
回転などもうまくいきません。
これを解消するためには
男性の左腕を少し曲げます。
ひじを少し鋭角にするということです。
こうすると、女性は右腕に余裕が出て
左にカーブすることが出来ます。
『男性が左ひじを曲げたら
ホールドが小さく見えるじゃん!!』
こんな声が聞こえてきそうです。
でも大丈夫です。
見た目のホールドの大きさは
女性の左ひじから男性の左ひじまでの
幅なのです。
男性の左手ではありません。
心配な人はスマホなどで
男性の後姿を写真を
撮ってもらってください。
1枚は左ひじを90度くらいに
曲げて写真をとります。
もう一枚はそこから
10センチくらい左手を内側に
動かして写真を撮ります。
このときにひじの位置は
変わらないようにして下さい。
2枚の写真を比べてもそんなに
変わらないはずです。
男性の見た目がほとんど
同じなら女性が左に伸びてくれる分だけ
大きなホールドに見えるはずです。
参考になるのは、こちらの
マイケル&ヴィッキー バー組です。
だいぶ昔の世界チャンピオンですが、
身長差が大きいですね。
僕もロンドンで
ずっとレッスンを受けていました。
女性の腕がきれいに
カーブしています。
でも男性も決して
小さく構えてはいないです。
現在と比べるとホールドが
小さく見えるかもしれませんが、
これは時代によるものだと思います。
踊っている姿はこちら。
130 社交ダンス スローフォックストロット(Ballroom Dance Slow Foxtrot Honour Dance)
いまのホールドにも
十分応用できるテクニックだと
思います。
どうしても男性の左手と女性の右手が外れたり
引っ張ったりしてしまう方は試してください。
~まとめ~『手が外れそうなときは男性の左ひじをちょっと曲げる』
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