こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
タンゴのホールドは
他の種目と少し違います。
女性の腕が男性の腕に絡んで
最後は下におきます。
女性の身長があればそんなに大変ではないですが、
男性の方が大きいと結構組みにくくなります。
今日はタンゴのホールドを組みやすくする工夫3つを
ご紹介します。
ひじの位置は同じ高さに
組みにくそうにしている人のほとんどが
女性が男性の腕の上から回して下に置こうとしています。
絡めるようにするとは言っても
上から回して下に置くのは至難の技です。
腕には肩、ひじ、手首の3つしか
関節がありません。
なので上から回すと
女性の手首が変な方向に曲がってしまいます。
タンゴの時は男性のひじの外側に
女性のひじが位置します。
つまり高さは同じです。
女性は男性のひじを外から包むようなイメージで組むと
手首に無理がかかりません。
男性もひじを下げすぎず
女性と同じ高さにしましょう。
女性の左手は親指と人差し指を開く
女性は男性の腕の下に左手をあてます。
このときに手首から人差し指のラインをあてると
ずれやすくなります。
女性は親指と人差し指を開き
水かきみたいなところをひろげます。
そこのくぼみを男性の腕と合わせましょう。
男性の腕が親指と人差し指の間に
ある感じです。
えんぴつを持つ時と同じです。
これで位置がしっかりと決まります。
立ち位置は通常より左にずれる
よくタンゴのホールドはコンパクトと言われます。
でも現在これはあまり良いイメージではないと思います。
ホールドは大きいままで立ち位置を少し左にずらしましょう。
通常(スイングダンス)の時は
ボディの半分が重なっている感じです。
タンゴの時は1/3くらいが重なっていて
2/3がはみ出ているくらいが良いと思います。
こうすることでひじの高さも同じにしやすくなります。
男性の右腕はいつもと同じですが、
女性が左にずれるので右手の位置は
背骨に近づきます。
また女性の右手も同じですが、
左にずれると男性の左手に届かなくなります。
男性は左ひじを少し曲げ
女性の右手を取るようにしましょう。
こうすることでホールドは大きいままですが、
少しコンパクトな印象になります。
タンゴのホールドはワルツと同じでOK
僕がダンスを始めたこと(20年以上前!)は
タンゴのホールドは本当にコンパクトでした。
男性の右腕をより女性の背骨よりに深く入れて
小さく作れと言われました。
その中である先生は
「タンゴもワルツと同じで大きく作れ!」
と教えてくれる先生がいました。
もちろん僕の理解度が足りないからというのも
あったと思います。
でも今思えばとても先見の明があったのかもしれません。
現在誰をみても大きなホールドで
タンゴを踊っています。
ただスイングダンスとの違いをはっきりとすることで
ホールド自体も進化していくと思います。
タンゴのホールドで悩んでいる方は
試してみてください。
〜まとめ〜『タンゴのホールドは大きく作って良し。』
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