こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードでもラテンでも
社交ダンスはステップすることで音楽に乗って踊ります。
つまり体重移動をするということです。
この体重移動をするということが
意外とピンとこなくて難しい時があります。
今日はスタンダードにおいて体重移動をするコツ３選を
僕なりにお話しします。
その１ 体重が100%全部乗る
まず体重移動は必ず100％乗せるようにしましょう。
右足に乗っているということは
左足には乗っていないということです。
逆に左足に乗っているということは
右足に乗っていないということです。
僕もそうでしたが右足に乗っていると思っていても
左足にもちょっとだけ乗っていることが多いです。
これでは左足をステップしようとして動かした時に
バランスが崩れて倒れてしまいます。
自分では足で床を踏んでいるので乗っていると思ってしまいますが
片足の乗るということが反対の足に乗っていないということを覚えておきましょう。
もちろんあえて両足に乗っていることはあります。
コントラチェックなどを踊るときなどです。
このような時は必ず両足に体重をかけてと
注意書き（？）があります。
もし何も言われなければ基本的に片足に100％乗るということです。
その２ 徐々に移動する
ただ100％体重を乗せると言っても
それはステップの最終段階でそうなるといことです。
必ずしも右足100％から一気に左足100％になるということではありません。
通常そのカウントの時間をいっぱいに使って
右足：左足＝100:0→90:10→80:20→…10:90→0:100
と徐々に体重移動をしていきます。
この間足首はひざ、そして股関節などを使いながら
ボディの動きをコントロールします。
とくにゆっくり動く時は姿勢を変えないで
足と脚の働きで移動するといいと思います。
姿勢を変えるとどうしても一気に体重が移りやすく
結果としてうまくいかないことが多いと思います。
逆に一気に体重を乗せ替えたい時は
演出することができると思います。
これもうまく使い分けることが大切だと思います。
その３ 乗っていない方の腰が少し上がる
これはかなり細かい部分ですが、
スタンダードにおいて基本的に体重の乗ってる方の腰が
少し上がります。
正確にいうと体重のない方の腰が
下がらないようにするということです。
これは人間の体の自然な動きを知ることが
必要かもしれません。
両脚は骨盤の左右から股関節でつながっています。
そのため片足に乗ると反対の腰が下がります。
いわゆる「休めの姿勢」です。
これは自然な動きでルンバのウォークなどは
この動きを利用しています。
スタンダードでは歩くたびに腰が傾いていては
ふたりのボディをコンタクトしたまま踊ることは
難しくなります。
そのため体重移動に関わらず
腰が水平に保たれるようにする必要があります。
この時に体重のない足と同じ方の腰を少し上げるような力を入れることで
水平を保っているのです。
最初はかなり違和感があると思いますが、
安定した腰の位置を得るためには重要なポイントです。
この安定した腰があった状態でそこから
スウェーやシェイプで腰が傾くことはもちろんあります。
まずは水平な腰のまま歩けるように
練習してみてください。
体重移動＝拍の表現
社交ダンスにおいて体重移動は
拍を表現しています。
カウントと言ったり、音符がある場所と言ってもいいでしょう。
たとえば４拍子の音楽なら
その４つの音符があるところで
１歩ずつ体重移動をするということです。
足を動かすだけでは足りません。
またボディの移動だけでもダメです。
体重移動です。
これを床を踏むと言ったりもします。
社交ダンスは舞踊とはいわず、舞踏と表現されるのも
これが理由のひとつだと思います。
この体重移動は移動距離や移動のスピードは
関係ありません。
まずは音楽に乗って足を踏むことを
心がけると楽しく踊ることができると思います。
〜まとめ〜『体重移動は社交ダンスのメインのひとつ』
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