こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
身長差がある人は前進後退が
うまくいかないことが多いです。
とくに背の低い人の方に
背の高い人が前進する時はなかなか
難しいと思います。
このブログでもいろいろ解決策を書いてきましたが
今回は僕が経験したびっくり話をご紹介します。
身長差があるコーチャーとの出会い
その先生はビッキー・バー先生です。
この女性の先生です。
身長は多分160cmないと思います。
僕とは30cm近く違うと思います。
普通に考えたらインライン(右足が相手の両足の間にでる)で
ナチュラルターンするのは結構難しそうです。
ロンドン(正確にいうとロンドン郊外)でレッスンを受けた時に
踊ってもらいました。
恐る恐る前進すると…
「だめだ!もっと思いっきり!」
そこで勇気を出して前進したところ
あら不思議??
大きく足を開いてもなんの引っかかりや
ぶつかることもなくすい〜っと踊れました。
というかシャドウのときより
数段うまくいきました。
これは何回やっても踊れます。
初めての経験で口が開きっぱなしになったのを
覚えています。
ビッキー先生の教えは?
この先生の教え方は
なにか超絶テクニックがあるのでしょうか?
正解は「超基本」です。
・体重をどこに乗せるか。
・体重のある脚のつかいかた。
・体重のない脚の出し方。
・体重の移し方。
などまさに基本です。
これを繰り返し何度も教えてくれました。
ビッキー先生とカップルのマイケル先生も
全く同じです。
このふたりに習うとひたすらに
姿勢、ホールド、そしてあしの使い方です。
でも不思議なことにそれを意識すると
どんどん踊れてくるのです。
つまり、身長差があっても基本に忠実に踊ることで
思いっきり踊ることができるということです。
難しいけどできる
たしかに身長差がない人に比べると
脚の長さが違う分うまくいく確率が低いかもしれません。
でも技術の精度を高めることで
結果的にうまく踊れるようになるということだと思います。
技術を高めるためのコツは
ありません。
ひたすらに繰り返して練習するだけです。
マイケル&ビッキー先生に習った練習に
鏡の前でフェザーステップとバックフェザーを
ひたすらにするというのがあります。
真っ直ぐに立ち姿勢を保ったまま
足を使って前進後退を繰り返します。
とくに脚の動きは鏡を通すことで
しっかりと分かります。
これは今でも練習前に行っています。
最初はなんだか分かりませんでしたが、
何年もやっていると色々発見があります。
そういえば漫画でもあった
これを書いている時に
ある漫画でも同じことがあったのを思い出しました。
ボクシングの漫画で全日本チャンピオンが
世界チャンピオンとスパーリングをする場面です。
世界チャンピオンのパンチが
全日本チャンピオンに簡単に当たるのを見て
雑誌記者が
「あんな簡単に当たるなんて、なにかカラクリがあるのか?」
とそのトレーナーに聞きました。
答えは
「カラクリは何もない。基本に忠実なだけだ。」
その漫画によるとボクシングのパンチは
打つ前の肩や筋肉の動きをみて避けるそうです。
基本に忠実ということは
そういう余計な動きをしないで
真っ直ぐに打つということらしいです。
それを身につけるためには
鏡の前で何回もそのパンチを
シャドウするしかないそうです。
まさにダンスと同じです。
ちなみにこの漫画は「はじめの一歩」です。
レッツ基本!
やはり何はともあれ基本が大事ということです。
身長差があっても基本に勝るものはありません。
この年末年始にもう一度基本に立ち返り
繰り返し練習しましょう。
〜まとめ〜『ビッキー先生にはぶつかれない。』
関連記事
お問合せご意見、ご感想などはこちら