こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
今週は音楽になぜか
合わない人の話をしてきました。
これは僕が経験してきたことからの
考えをもとにしています。
今回は音楽より早くなったり、
遅くなったりする方するのを
解決する助けになるかもしれません。
(3)カウントの長さがあっていない。
カウントには長さがあります。
この時の長さとは
時間のことです。
社交ダンスにおいては
以下のようなルールがあります。
S(スロー)を半分にしたらQ(クイック)
Qを半分にしたら&(アンド)
&を半分にしたらa(ア)
です。
S(スロー)が1日なら、
Q(クイック)は半日、
&(アンド)は6時間で、
a(ア)は3時間です。
ここで大事なことは、
スローとかクイックという言葉は、
動きの速さを意味していないということです。
ステップ1歩の時間を
表しているだけなのです。
SQQなら最初の1歩は1日かけて歩き、
次のQQは半日に1歩ずつ進むということです。
歩幅は今の条件ではわからないので、
進むスピードはわかりません。
もしかしたらQQの方が
遅い可能性もあります。
ここまでをまずしっかりと
理解しましょう。
いまいちわからない方は
もう一度最初から読むか
お問合せください。
さてここからが大事なところです。
QQ&とステップするときは
どうなるでしょうか?
文字通り受け取るなら、
1歩目 Q→半日
2歩目 Q→半日
3歩目 &→6時間
です。
これが間違いのもとです。
&やaはSやQの中に含まれるという、
わかりにくい規則があります。
つまりQQ&の場合
最後の&は2番目のQに
含まれているということです。
ここをわかるとだいぶ
カウントが理解できるのではないか
と思います。
これはワルツやラテンなどでも
よく起きる間違いです。
ワルツやラテンではSQではなく
数字(1,2,3…)でカウントします。
例えばワルツのシャッセは
12&3とカウントします。
数字はQと同じように
理解することにしましょう。
そうすると、
となります。
つまり1歩目は長く、
2,3歩目は短く、
そして4歩目は長いとなるのです。
わかりますか?
わかりにくいと思います。
でもこれは規則なので
覚えるしかありません。
逆にチャチャチャなどで
間違えやすいのが、
シャッセやロックのところです。
一般的に2,3、チャチャチャ!
とカウントします。
そうすると、チャ(1番目)と
チャ(2番目)とチャ(3番目)が
同じものに感じます。
でも本当は違っているのです。
2,3、4&1が正しいカウントなので
となります。
上のようにチャが全部同じだと、
音楽より早くなってしまいます。
2,3と最後のチャは同じ長さで、
最初と2番目のチャが短いのです。
このようなことは
いろんな場面で起きます。
カウントの時間の長さの関係を
「ビートバリュー」といいます。
コトバだけでなく、
上のような図で理解すると良いと思います。
昨日の復習した自分のルーティーンの
カウントで、ビートバリューは
どうなっているかを調べてみましょう。
とくに&が入っているところは
ちゃんと理解しているか、
もう一度考えてみましょう。
思わぬところで
間違っているかもしれません。
これでいままで踊りにくいところが
解決したらうれしいです。
~まとめ~『&はその前のカウントの中にある。』
解説動画
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よろしくお願いします。