《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《メンタル》ひとの言うことを素直に聞けない人へ 【くせになると一生治らない】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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レッスンで習ったり、パートナーに指摘を受けたりした時に

素直に聞き入れればいいのになんかできない時があると思います。

 

僕もその時の状況によりますが

素直に聞けない時はあります。

 

でもみなさん本心では素直に聞き入れた方が

自分のためにいいとわかっていると思います。

 

本気で自分が一番上手いと思っている人は

この先は読まなくて大丈夫です。

 

今日はわかっちゃいるけど素直に聞き入れることができない人へ

僕がどうやって少し聞けるようになったかをお話しします。

 

最初はみんな謙虚

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ダンスを始めた時はわりとみんな謙虚です。

 

本当に何もわからないし、

先輩や先生はめっちゃ上手いし。

 

でもある程度経験を積んでくると

なんとな自分でもわかってきて

ある程度理論的に考えることができるようになってきます。

 

こうなると当然自分の理論と

相手、パートナーや先生の理論が食い違うことがあります。

 

こういうときに

「俺の理論と違うから間違っている。」

と思ってしまいがちです。

 

これは普通の感情だと思います。

 

なぜならわざわざ間違っていることを

実践しようとする人はいないからです。

 

こうやってだんだん相手の言うことが

聞けなくなってくるのだと思います。

 

 

初心忘るべからず

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この言葉は世阿弥というひとが

『花鏡』という書の中で書いた言葉だそうです。

 

いまは最初の頃の気持ちを忘れては行けないと言う意味に使われていますが、

もともとは違う意味だそうです。

 

是非の初心忘るべからず。

 

時々の初心忘るべからず。

 

老後の初心忘るべからず。

 

(現代語訳)

未熟だった時の芸も忘れることなく、

その年齢に相応しい芸に挑むことはその段階においては初心者であり、

やはり未熟さ、拙さがある。

そのひとつひとつをわすれてはならない。

 

参考 

世阿弥の名言「初心忘るべからず」の真意、初心は老後にも持つべきものだった! | 名著で読み解く新常態 | ダイヤモンド・オンライン

 

つまりダンスにおいては初めてステップした日も

今日挑んでいる新しいテクニックに関しても

そのことに関してはいつでも初心者だと言うことです。

 

自分のできないことに挑む時は

それができる人に学ぶのが一番早いです。

 

なのでそれがたとえパートナーや後輩であっても

その分野においては自分の先人ということです。

 

だから周りの声に耳を傾け

素直に聞くことが結局自分にとって

一番特になると言うことです。

 

僕の習ってきた先生方は?

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たしかに僕が習ってきたコーチャーたちも

既に引退している人でも常に新しいことを学び

それを教えてくれました。

 

イメージとしては素晴らしいコーチャーは

技術も成績も僕よりはるかに上なので

もっと偉そう(失礼!)だと思っていました。

 

確かに話を聞くと一部にはそのような人もいるようです。

 

でも僕が今まで習った先生たちは

みんな僕のレベルまで降りてきて

一緒に僕のダンスに関して考えてくれる人ばかりでした。

 

今思うととてもありがたく、ラッキーだったと思います。

 

ある先生などは僕が質問したことに対して

その時はちょっとわからないと返事をしました。

 

まあそう言うこともあるかと

僕は忘れていたのですが、

後日その先生がロンドンに行った時に

英国の先生に習ってきたと言って

教えてくれたことがありました。

 

僕はとてもびっくりしました。

 

それは

 

・僕の質問に関してわからないと言ったこと。

 

・僕の質問を覚えてくれていたこと。

 

・それを適当に答えず自分の先生に聞いてきたこと。

 

・それを忘れずに僕に教えてくれたこと。

 

です。

 

習ってる人に聞かれてわからないことがあったら

つい誤魔化して適当に言ってしまいそうです。

 

でもその先生はわからないと言いました。

 

今思えばすごいことです。

 

でもそう言われた方は逆により信用できるようになったと思います。

 

教える立場としてはわからないと言うことは

とても勇気がいることです。

 

「何だ…先生そんなこともしらないのか…」

 

って思われたらどうしようとか思うからです。

 

そしてその先生はそれをロンドンに行った時に

自分の先生に習い僕に教えることで

結果的にその先生自身もひとつ上達したと言うことです。

 

そう言う意味では僕もその先生も両方得をしているのです。

 

でもそう思えるその先生はとても素晴らしいなぁと思います。

 

その時も思いましたが、いま改めて書いてみて

その凄さと素晴らしさを実感しています。

 

おかげで僕もその領域には達していませんが、

そう思えるように努力することは覚えました。

 

知らないことは恥ではない

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ダンスを習う人も教える人も

別に知らないことがあるのは恥でも何でもないと思います。

 

とくに日本の場合は教える人のことを「先生」と呼ぶ習慣があるので

言われた方もだんだんそう思ってしまい、

つい偉くなったり知らないことがあるとまずいと思ったりします。

 

知らないことがないように一所懸命勉強しようと思うのなら

それはそれでいいのですが、それが間違った方向にいくと

悪いいいで偉い人になってしまいます。

 

周りの人を恫喝し脅して従わせようとしてしまうからです。

 

べつにダンスの先生は何も偉くないです。

 

ただダンスを教えると言うだけの存在です。

 

そのなかで習いにきてくれる方が

ちょっとでも上手に踊れるようになって

ダンスを楽しんでくれたらそれで満足なのです。

 

もちろん僕はそれを生業としているので

レッスン代をいただいていますが

自分の中ではそう思っていると言うことです。

 

さすがに満足だけを食べて行けないので…すいません。

 

ちょっと話はそれましたが

つねに自分は現段階の初心者だと言うことが

さらに自分のダンスを前に押し進める

原動力になると言うことです。

 

〜まとめ〜『無知の知

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