《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《社交ダンス》足音がすることの弊害 【本当に音が出なくてもドスッとつくのはやめたほうがいい】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

f:id:tatsushi_miyake:20210905113639j:plain



スタンダードでもラテンでも

基本的に踊る時に足音はしません。

 

ここでいう足音とはステップして体重が乗る時に

ドスっとかガスっとか大きな音が出ることとします。

 

これはアマチュアに限らずプロでも

結構足音がしてドスドス踊っている人はいます。

 

今日はこの足音について

僕の考えをお話しします。

 

足音にもいろいろある

f:id:tatsushi_miyake:20210905113711j:plain

まず足音について定義しておきます。

 

ステップして体重が乗る時に

つま先ならドスっとした音が

かかとならガツッと床にぶつかる音のことを

今回の話での足音とします。

 

たとえばこんな感じです。

youtu.be

 

足音がする時はちょっとわざとらしいですが、

なんとなくわかると思います。

 

社交ダンスのヒールは男女とも硬いので

床に置く時に多少カツっと音は出ます。

 

これは別にいいと思います。

 

また床を滑る音も今回の足音とは

違います。

 

とくにかかとを引きずる音はそれなりに大きな音がする時もありますが、

今回はそれは足音とはしないことにします。

 

今回取り上げるのはステップして着地する時に

大きな音がすることへの対処法です。

 

足音がすると何がいけないのか?

f:id:tatsushi_miyake:20210905113740j:plain

まず足音がするといけない理由です。

 

別にいいじゃんと思う人もいるでしょう。

 

しかし足音が出るということは

それなりに着地の衝撃があるということです。

 

その衝撃は体に伝わるので

姿勢が崩れる原因になります。

 

崩れなくても姿勢を維持するために力が余計にいるので

疲労も早くきてしまいます。

 

また音が出るということはエネルギーが音に使われているので

その分ボディの移動や回転のスピードが

落ちてしまうということになります。

 

せっかく脚を使って進んできたのに

もったい無いです。

 

ダンスのエネルギーはムーブメントに

注ぎ込む方がいいと思います。

 

ただ急激に止まりたいときは

わざと床を足で叩くのもありかもしれません。

 

そうすると動きのエネルギーが音に変わり

速度が落ちます。

 

ついでにちょっと目立つこともできます。

 

(悪目立ちにならないように気をつけて。)

 

足音を立てないためにどうするか?

f:id:tatsushi_miyake:20210905113828j:plain

足音が出る原因はいくつかあります。

 

・床から足が上がっている。

 

・ボディが緩んでいる。

 

・音が出やすい床

 

ひとつずつ見ていきます。

 

・床から足が上がっている。

社交ダンスでステップするときは

基本的に床から足を持ち上げません。

 

タンゴではすこし床から持ち上げると教科書にはあります。

 

しかしだからと言ってドスドス音がしていいわけではありません。

 

足音がする人はタンゴでも床からあげない意識で

踊る方がいいと思います。

 

足の裏全体を床につけて滑らせるわけではありませんが、

つま先を床に軽く触れたまま滑らせて踊るのが基本です。

 

フィガーによってはかかとを滑らせることもあります。

 

ヒールターンに入る時やスローなどで

ノーフットライズを使用しながら後退する時です。

 

しかし前進するときや横に移動するときなどは

つま先を滑らせていきます。

 

かかとからつきたいときは最後に足を返して

かかとを着地し、そこからは滑らないで足の裏全体を

床に下ろします。

 

こうすることで床の位置を確認しながら

進んでいけるのでかかとをついてもガツッと音が出ることを

避けることができます。

 

・ボディが緩んでいる。

着地の瞬間にボディが緩むと

急激に体重が足に乗るため

ドスっと音が出やすいです。

 

とくにクイックなどでつま先で進み続けるときは

ボディが緩むとドスドス感がとまりません。

 

ボディをしっかりと引き上げて

軽やかなステップを目指してください。

 

・音が出やすい床

実際には床の作りにもよります。

 

普段から気をつけている人が

ちがう練習場に行った時などに

気になることがあると思います。

 

「あれ…おれ今日足音すごいな…なんか踊り変かなぁ?」

 

とおもったらちょっと周りの人を見てみましょう。

 

自分と同じくらい踊れる人でも足音がしているなら

そういう床の素材なのかもしれません。

 

社交ダンスのフロアは建物の床からかさ上げして

クッションを効かせているところも多いです。

 

そういうところではわりと音が響きやすく

音が大きく聞こえる時もあります。

 

そんなときはあまり気にし過ぎることはありません。

 

足音を立てない練習だと思って

チャレンジするような気持ちで踊るのがいいと思います。

 

足音に気づいていない人はヤバイ

f:id:tatsushi_miyake:20210905113947j:plain

僕が少し気になるのは

足音がドタドタ言っている人の多くが

自分の足音に気づいていないことです。

 

僕は誰にそれを習ったかは忘れてしまいましたが

足音が出るのは良くないとわりと最初の方に習ったとおもいます。

 

初心者の方などは仕方がないですが、

わりと経験があるかたでも

結構気づいていない人がいます。

 

これはプロも含めてすべてのレベルに感じます。

 

足音がしなければいいダンサーというわけではないですが、

いいダンサーで足音がうるさい人はいません。

 

ロンドンで練習場にいてもそれは感じました。

 

僕がロンドン留学をしていた時の練習場は

一般の方もダンス以外で利用するホールでした。

 

そこは基本的に土足で入るため

フロアにはいつも土があるようなところです。

 

また床の素材もそんなにしっかりとしていなくて

音が響きやすい床でした。

 

そんななかでも上手なダンサーは

床をする音だけで踊っていました。

 

とくに土で汚れているため床の上を滑る音が

結構大きくしゃりしゃり言いながらも

ドスっという音はしません。

 

なので足音自体がどうこうとは思いませんが、

足音が出るダンスは別の形で表に悪いものが

見えてしまうのだと思います。

 

たまに音楽をかけないで静かなフロアで踊ってみると

意外と自分たちの足音が大きいことに

気付くかもしれません。

 

よかったら試してみてください。

 

〜まとめ〜『足音はしない方がいい。』

関連記事

 

jumbo-miyake.hatenablog.com

 

 

凸凹カップル奮闘記 もくじ

 

 お問合せご意見、ご感想などはこちら

 

 

 

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 社交ダンスへ
にほんブログ村


社交ダンスランキング