こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのTimo C. Dingerが撮影した写真
スタンダードはホールドの上が開いていて
ボディはコンタクト、つまりくっついたまま踊るのが
良いとされています。
ただどうしても頭が前に出てしまい
前傾や猫背になってしまう人も多いと思います。
僕も頭が前に出る癖があるので
非常に悩みましたし、今も気をつけています。
今日は頭が前に出る原因とその解決方法を
僕なりにお話しします。
原因１ 筋力不足
まずその場で立って頭を後ろの上の方に上げながら
背中をまっすぐにしてみましょう。
このときに頭が上がらない人や
上げてもすぐに疲れて前に出てしまう人は
筋力不足が原因です。
とくに背筋が足りないと思うので
いまから鍛えましょう。
頭が前に出てしまうのは背筋でも上のほうが足りない人です。
筋トレとしては次のやり方などが良いと思います。
まず両足を肩幅くらいに開いて楽に立ちます。
そこから深呼吸をするときのように両腕を交差して前に下げて
頭も下を向けます。
次に息を吸いながら腕を前から斜め上そして少し後ろまで
大きく動かしながら頭も上に上げて斜め上を見るところまで上げます。
みぞおちを前に広げて、肩甲骨の辺りは
ぎゅっと収縮するような感じです。
スピードはつけないで
本当に深呼吸をしながらやると良いと思います。
しっかり開いたら今度は息を吐きながら
ゆっくりと前屈みになり腕を下げていきます。
これを１日１０回行いましょう。
コツはなるべく大きな動作でゆっくりと行うことと
背中の筋力を使って腕を動かすことです。
腕だけ動かしても効果は少ないので
背筋を鍛えるぞ！と心に念じて行ってください。
原因２ 姿勢〜骨盤の角度
UnsplashのEmiliano Vittoriosiが撮影した写真
続いて骨盤の角度です。
ダンス的には骨盤はいつも水平（垂直？）にしておきます。
ベルトのラインが床と並行ということです。
整体の先生などに聞くときれいな姿勢は
骨盤が少し前傾していると言っていた記憶があります。
ダンスとしてのイメージは水平で良いと思います。
この骨盤の（ベルトのライン）水平が維持できないと
頭が前に倒れやすくなります。
まずは骨盤の前傾が強い人です。
これは運動するという意味ではそんなに悪くないですが、
体が前傾してしまい頭が前に出てしまいます。
股関節を曲げるというのは骨盤は水平のまま
ひざが前に出てももが斜めになることを示していると思います。
これを骨盤の前傾にしてしまうと背骨が前傾するか
腰から強く曲がってどちらにしろ良い姿勢にはなりません。
これの危険なところは割と動きやすく
衣装を着ると見えにくいので放置されやすいことです。
ただ体に骨盤の前傾が身についてしまうと
直すのはかなり難しと思います。
早い段階で治すか、諦めるしかないでしょう。
もうひとつは骨盤の後傾です。
これが僕の持っている癖です。
骨盤が後継するというのは、ソファーなどにだらしなく座っているときのような感じです。
これはどうしても猫背を引き起こすので
スタンダードにおいては良くありません。
また股関節がうまく機能しないので
動きも悪くなります。
これは衣装を着てもすぐわかるので
早急に直す必要があると思います。
とりあえず骨盤は水平にする意識を持ちましょう。
原因３ あしの使い方
UnsplashのAndy Hermawanが撮影した写真
最後はあしの使い方です。
とくに前進する時に頭が前に出やすい傾向があると思います。
これは前進するときの送り足がうまく使えていないか
前に出るあしのタイミングが悪いことが原因です。
どちらにしても送り足のタイミングと距離が
進み具合を決めることになると思います。
ひざを少し緩めてから床を押して進む。
とても基本ですが、動きだけでなく姿勢にも影響します。
思ったより進んでいないと頭、つまり顔だけ進んでしまうため
頭が前に出てしまうのだと思います。
基本の繰り返しが大切
UnsplashのJonathan Borbaが撮影した写真
先日JBDF全日本を見てきましたが、
プロアマ関係なく、上手な人はきれいな姿勢で立っています。
逆に言えば姿勢の悪い人は上位には残れないということです。
姿勢だけで成績が決まるわけではないですが、
そのことが見た目だけでなく動きや表現にも関わってくるということなのでしょう。
もし頭が前に出てしまう方は
ちょっとめんどくさいけどチェックすることをお勧めします。
〜まとめ〜『良いダンスは良い姿勢に宿る。』
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