《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《姿勢》お腹が出ている理由とその解決方法 【ウエスト周りをスッキリと強くする方法】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 


Unsplash
Towfiqu barbhuiyaが撮影した写真

 

 

社交ダンスをしていると

お腹を引っ込めなさいと注意されることがあります。

 

確かに上手な人はすっとまっすぐに立っているように見えます。

 

ただスタンダードではボディをコンタクトしなければいけないし

どうすりゃいいんだぁ〜と悩む人も多いと思います。

 

今日はお腹を引っ込めるとは何かということを

僕なりにお話しします。

 

 

お腹が出ていると言われる理由

 


Unsplash
Sean Sが撮影した写真

 

 

まずお腹が出ていると言われる理由について

考えてみましょう。

 

いくつか考えられますが、

大きく分けて2つの原因があるとお思います。

 

(1)腹筋が伸びすぎて肋骨と骨盤の間が開いている

(2)股関節が前に押し出されている

 

順番にお話しします。

 

(1)腹筋が伸びすぎて肋骨と骨盤の間が開いている

私たちの体の構造的に肋骨と骨盤の間に骨はほとんどありません。

 

つながっている部分は背骨だけです。

 

つまり後ろ側だけつながっている2個の箱みたいな感じです。

 

そのため宝石箱のように

後ろを蝶番として前がパカっと開いてしまうのです。

 

これが腹筋が伸びてお腹の前面が開いている状態です。

 

こうなると付近が緩むため内臓が前にで押し出されて

お腹が出やすくなります。

 

また背骨も後ろに強く曲げられるために

腰痛になる確率も増えるでしょう。

 

 

(2)股関節が前に押し出されている

もうひとつは股関節の問題です。

 

足を伸ばしたり、トップを広くしようとして

股関節が前に出過ぎてしまうと相手からお腹で押していると言われることが多いです。

 

これは教える側の問題も大きいのですが、

本当はお腹で押していないのにそう言われます。

 

たしかに押されている方としてはお腹で押されている感覚があるのはわかります。

 

ただ実際はむしろお腹(おへそのあたり)は後ろに離れていることが多く

これを言われると余計にお腹を引くため腰が後傾し股関節は伸びてしまいます。

 

直せば直すほどわるくなる、まさに負のスパイラルに陥るのです。

 

ほかにもお腹が出ている原因はいくつかありますが、

概ねこのふたつのどちらか、あるいは両方だと思います。

 

お腹を引っ込めるだけではダメ

 


Unsplash
Sasun Bughdaryanが撮影した写真

 

 

じゃあ直すにはどうしたらいいでしょうか。

 

一番良くないのがとりあえずお腹を引っ込めることです。

 

お腹がえぐれるような感じにしても

猫背になり方が前に来るだけで姿勢は綺麗になりません。

 

先ほどの問題の種類に合わせて解決方法を

考えていきましょう。

 

(1)腹筋が緩んで広がる人は肋骨と骨盤を広げる

まず腹筋が緩む人です。

 

お腹の前が開いてしまうのは腹筋が緩んで伸びてしまうからです。

 

腹筋はみぞおちから骨盤の下につながっています。

 

つまり背骨の対極に位置するような感じです。

 

腹筋が長いと後ろに反ってしまいます。

 

ただ腹筋を短くし過ぎると前に丸まってしまいます。

 

背骨の長さと腹筋の長さを合わせるように

ちょうどいい長さで腹筋を固定する必要があります。

 

これをするためには肋骨の下と骨盤の上をの幅を

広げながら同じ幅にするようにします。

 

実際は肋骨の下側は同じ高さではないのですが、

イメージとして2個の箱が離れて平行に浮いている感じです。

 

こうするとお腹もまっすぐになりキレイな姿勢になると思います。

 

 

(2)股関節が伸びてしまう人は股関節で脚の動きを吸収する

 

続いて股関節が伸びてしまう人です

 

これはひざを緩めた時に股関節が動かなかったり

ライズなどでひざを伸ばした時に過剰に股関節が伸びてしまう人に多い状態です。

 

脚は曲げ伸ばしをする時にももの角度が変わります。

 

このとき股関節が固まっていると

ももが斜めになった時に骨盤も斜めになってしまうのです。

 

これがお腹で押している状態つまりお腹が出ていると言われる原因です。

 

これを防ぐためには股関節を曲げるだけでは

ちょっと足りないかもしれません。

 

ひざを曲げ伸ばしするとすねやももは必ず斜めになります。

 

これが骨盤に伝わらないように

股関節で吸収する必要があるということです。

 

このイメージを持つことで股関節に関して

あまり難しく考えないでお腹をまっすぐにできると思います。

 

練習としては鏡の前にまっすぐな姿勢で立ちます。

 

そこでサンバのバウンスのように軽く膝の曲げ伸ばしをしましょう。

 

このときに腰は前後に揺れないように股関節で吸収しましょう。

 

ここはサンバとは違います。

 

前向きや横向きになって自分の腰を見ながら行うことで

どの動きの時に腰が揺れてしまうかがわかると思います。

 

何度も練習して感覚を掴みましょう。

 

おへそを背骨にくっつける感じ

UnsplashJason Yoderが撮影した写真

このあたりを一気に解決するのに

おへそを背骨にくっつける感覚があります。

 

これはピラティスなどでも言われる感覚で

おへそだけを背骨の前側(内側)にくっつけるようにお腹を動かします。

 

お腹を凹ませるのと似ていますが、

おへそだけをイメージすることで

エストが引き締まりちょうどいい姿勢になると思います。

 

うまくいかない人は最初仰向けにの転がって

ひざを少し曲げた状態で練習するといいと思います。

 

これを少しでも意識できると

お腹問題からは解放される可能性が高まります。

 

〜まとめ〜『お腹が出ているのは技術的にも見た目的にもよくないよ』

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