《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《ダンス用語》同じ動きなのに名前が違う時がある?! 【フィガーの名前と動作の名前をごっちゃにする教師たち(含俺)】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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ダンスのレッスンを受けると

いろんな用語がたくさん出てきます。

 

「ここでヒールターンします。」

 

「シャッセしてからスピンしましょう。」

 

などなど…

 

ただ同じ動きなのに

違う言葉で説明される時があるとおもいます。

 

これは僕も結構やってしまうのですが、

教える人のミスです。

 

今日はなんで同じ動きなのに

違う名前がついているのか?

 

また逆に違う動きなのに

同じ名前で説明されることがあるのか?

 

こんな疑問にお答えしていきたいと思います。

 

 

ダンス用語の種類

 

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ダンスの用語にもいろんな種類があります。

 

姿勢に関する言葉 シェイプ カーブなど

 

ポジションに関する言葉 PP セイムフットなど

 

動作に関する言葉 ヒールターン ピボットなど

 

フィガー名に関する言葉 ナチュラルターン ファーラウェーリバースなど

 

全てがしっかりと分かれていればいいのですが、

いくつかの種類にまたがって使われる言葉があるのです。

 

たとえば「ファーラウェーリバース&スリップピボット」

というフィガーがあります。

 

これはフィガーの名前です。

 

だいたい「ファーアラウェー」と省略されて

使われることが多いと思います。

 

でも「ファーラウェー」自体はポジションの名前です。

 

また「ピボット」はフィガー名になる時もありますが、

基本的には動作の名前です。

 

このように同じ単語でもいろんな場合に使われることが

混乱の原因なのだと思います。

 

 

混乱しやすい単語をいくつかご紹介

 

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レッスンの中でよく出てくる言葉で

混乱を招きやすいのではないかと思う単語を

いくつかご紹介します。

 

(1)ヒールターン

これは「動作の名前」です。

 

フィガー名ではありません。

 

スローのレッスンで

「ウィーブの後ヒールターンして…」

みたいな流れで使われることが多いと思います。

 

でもウィーブはフィガー名、ヒールターンは動作名です。

 

ヒールターンには右足で回るヒールターンと

左足で回るものがあります。

 

右足で回る左回りは

リバースターン、テレマーク、リバースウェーブなどがあります。

 

左足で回る右回りは

ナチュラルターン、ホバークロス、ツイストターンなどがあります。

 

ただレッスンの流れでヒールターンは少し難しいので

どうしてもヒールターンをしてほしいという気持ちが

「ヒールターンして」と言わせるのだと思います。

 

ただ習う方としては

(さっきのヒールターンと今のは足が逆なのでは?私が間違ってる?)

なんて勘違いも引き起こしかねません。

 

リバースターンをする時にヒールターンという動作をしましょうという意味だと

理解してください。

 

(2)ステップ

さきほどから僕は「フィガーの名前」のように

フィガーという言葉を使っています。

 

これは数歩まとめて決まった動きをする

まとまりのことを言います。

 

ただ僕の周りでは一般的に

「ステップ」と呼んでいる人が多いような気がします。

 

「新しいステップ習ったよ。」とか

 

「サークルのステップを教えてほしい。」とか

 

もちろん意味はわかるので

べつにそれを修正した方がいいとは思いません。

 

しかしステップというのは

1歩歩くことなので

レッスン中にステップという単語が出てきた時に

混同しないようにしましょうということです。

 

ステップは前進、後退、横、斜め前などです。

 

ステップがいくつか集まってフィガーとなります。

 

フィガーがいくつか集まってアマルガメーションとなります。

 

アマルガメーションは長辺ひとつ分の構成くらいのイメージです。

 

これをいくつか組み合わせて1曲分などに仕上げたものを

グループといいます。

 

もしグループの最後から最初、もしくは途中に繋がって

繰り返し踊れるようになっているものを

ルーティーンと言います。

 

(3)シャッセ、ロック

これも基本的には動作の名前です。

 

横に動きながら両足を

開く閉じる開くと動けばシャッセです。

 

縦(前後)に動きながら同様に動き

閉じた時に足を交差したらロックです。

 

ただ同じ名前でフィガー名になる時もあります。

 

シャッセフロムPPとかシャッセトゥライトとかです。

 

これもレッスンなどでは「シャッセ」と

ひとことで言われることが多いと思います。

 

ロックもフォワードロックとか

ターニングロックとかがフィガー名です。

 

気をつけるのはティプルシャッセや

ペッパーポットなどシャッセとロックが両方入っている

フィガーです。

 

これを踊る時に「シャッセロックして〜」

みたいいうことがあります。

 

これは動作を示しています。

 

次の時に「ペッパーポットして〜」

と言われても焦ってはいけません。

 

同じことだからです。

 

シャッセのことをペッパーともいい

ロックのことをポットともいうわけではありません。

 

でも初めて聞く人からしたら

そこの区別はわからないので

説明する人(教師)が気をつけるべき課題だと思います。

 

わからない時は聞くのが一番!

 

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この問題に関して

習う人に責任はありません。

 

全て教える立場の人の課題です。

 

ただわかっていると思って

説明してしまうことがあるので

もし聞いていてわからなかったら

すぐ聞きましょう。

 

「さっきの〇〇といまの□□は同じものですか?」

 

ダンスの教師は丁寧に教えてくれるはずです。

 

丁寧に教えてくれない人がいたら

そのひとは多分モグリです。

 

きちっとしたダンス教師に変えるのも

検討した方がいいでしょう。

 

〜まとめ〜『ダンス用語って難しすぎる。』

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