《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《ダンスの言葉》擬音を使うメリットと注意点 【通じるか通じないかは相性による】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

UnsplashTimothy Dykesが撮影した写真

社交ダンスのレッスンでは

擬音というかオノマトペで教えることが結構あります。

 

感覚的にわかる人も多いでしょうが、

僕はこの辺りの感性が乏しいので

あまりうまく掴めません。

 

しかしだからと言って放置もできないので

その擬音がどんなことを示しているかを

色々考えてここまで来ました。

 

今日は社交ダンスでよく出てくる擬音が具体的にどんなことを示しているかを

僕なりにお話しします。

 

その1|スピード系の何か 「シュッ」

UnsplashCourtney Cookが撮影した写真

最初は「シュッ」です。

 

これはタンゴやラテンの種目でよく出てくると思います。

 

 

「もう少しシュッと踊るんだよ。」

 

「手をシュッと伸ばして!」

 

などで使われるでしょう。

 

「あのにいちゃんシュッとしてるね」とは違います。

 

この「シュッ」はスピード感の何かを表していることは

わかると思います。

 

僕もタンゴでたくさん言われましたが

どうもうまく表現できませんでした。

 

僕の場合はシュッとしてと言われた時に

ただスピードを上げようとして

力を入れていたように感じます。

 

シュッ=スピードという安易な考えだったということです。

 

シュッという表現はどんな場面で使われるでしょうか。

 

スピードと言ってもF1や新幹線が駅を通過する時のようなスピードには

シュッという表現をあまり使わないと思います。

 

「目の前を新幹線がシュッと通り過ぎた」

 

「レースカーがホームストレートを時速300kmでシュッと走り抜けた」

 

う〜ん…なんか表現がおかしい感じがします。

 

つまり速度の速さはシュッという表現ではないことが

なんとなくですがわかると思います。

 

シュッという表現はゴルフクラブのように

棒状のものを素早く振って空気を切る音がする時のようなイメージです。

 

あるいはボクシングなどのパンチもシュッという表現が

合うかもしれません。

 

確かにジャブのように素早いパンチは

風を切るようなイメージがあります。

 

このように考えると次のような共通点が

あると思います。

 

・風を切るような動き

 

・止まっているところから加速していく

 

・わりと小さい物体が動いている

 

・スピードがある時間は非常に短い

 

これをダンスに落とし込むと

体の一部分が瞬間的に加速してすぐに止まる感じだと思います。

 

タンゴで顔の向きを変える時や

ラテンのスピンを1回転まわって止まる時、

あるいは腕を伸ばして、パッと止めてラインを出す時などです。

 

ここに注目するとシュッとした動きを表現できると思います。

 

 

その2|力をいれる系の何か 「グッ」

UnsplashRyan Snaadtが撮影した写真

次は「グッ」です。

 

これは基本的な姿勢や、動作の準備で使われることが多いように感じます。

 

「お腹にグッと力を入れて」

 

「床をグッと踏んで」

 

などです。

 

この「グッ」力を入れる動作であることは

なんとなくわかると思います。

 

ただ力を入れるだけだと

今度は硬いとか力んでいると言われ

どーしたらいーのー状態に陥るのだと思います。

 

力を入れるとは筋肉を収縮することです。

 

そのためどんなイメージで行っても

その筋肉に注目すれば縮んでいるのは間違いありません。

 

筋肉を伸ばす力は世の中に存在しません。

 

そう感じるのは伸びる筋肉以外の筋肉を縮めることで

狙った筋肉が伸びるような動作をしているだけなのです。

 

つまりグッと力を入れるは力を入れることより

結果的にどうなるように力を入れるかが重要なのです。

 

グッと力を入れる場面は大きく分けて

2つあると思います。

 

・何かの準備動作

 

体幹の安定

 

順番にお話しします。

 

・何かの準備動作

まずはこれから行う動作の準備としての力です。

 

床をグッと押すとか、後ろのグッと引いてなどで使われることが多いでしょう。

 

これはグッと入れた力を抜くことや

グッと入れた力によって伸びた別の筋肉が縮むことで

大きな力を出し動作するために行います。

 

このときはバネをイメージするといいでしょう。

 

床をグッと押してというときは

床と足の裏にあるバネを縮める感じです。

 

このバネが伸びる時に体が大きく動いたり

上に上がったりするのです。

 

スピンをする前などに捻る動作もグッとすることが可能でしょう。

 

止まった状態でグッと体を右にねじります。

 

その力をパッと一瞬で解放すると

左に回転することができるでしょう。

 

 

体幹の安定

もうひとつは体幹の安定と姿勢の維持です。

 

体幹の安定にもいろんな筋肉を使います。

 

ただレッスンで出てくる時の言い方はほぼ

「お腹にグッと力を入れて」等ような言い回しになると思います。

 

これもただ腹筋に力を入れるだけだと

力んでしまうだけでなく、猫背になることもあるので

なかなかうまくできない人もいるでしょう。

 

これは結果的に体幹や姿勢を保つことに注目すると

いいと思います。

 

力を入れているけど、目的を忘れていると

結果的に力を入れることが目的になってしまいます。

 

いわゆる「手段の目的化」です。

 

この場合お腹と言われてもウエスト全体を

引き締めるようにするイメージがいいと思います。

 

お腹を引っ込めるというワードも

これと一緒に出てきやすいですが、

全体として細く引き締めるように意識することで

目的の形になります。

 

お腹が減ったみたいに、前だけ凹ませても

多分ダメだと思います。

 

 

そしてこの両方に共通するのが

力を入れ続けるということです。

 

準備動作なら目的の動作をするまで、

体感や姿勢の維持なら、その時間ずっと力を入れているということです

 

うまく力を入れても、そのあとすぐに力が抜けてしまうと

このグッと力を入れるとは違う感じになってしまいます。

 

グッと入れたらそのまま力を入れ続けるようにしてみましょう。

 

んっ?疲れる?つらい?

 

それは気づかなかったことにしてください。

 

 

その3|リリースする系の何か 「パッ」

UnsplashPaaZ PGが撮影した写真

最後は「パッ」です。

 

スピードに関係する部分はシュッとにていますが、

明確に違います。

 

シュッは瞬間的にスピードがかかる部分に注目していますが、

「パッ」は最後の結果の部分が大切です。

 

「パッと右を見る」

 

「手をパッと出す」

 

など最終形のイメージがこの「パッ」だと思います。

 

パッは最後に止まることが多いですが、

力を入れて止まるというより

力を一気に脱力して止まるイメージがあります。

 

丸めたはちまきのような布を丸めておいて

くるくるっと解けていった最後のところの感じです。

 

端っこまで行って限界で急に動作が終わるイメージがパッでしょう。

 

そこでは力を入れていているイメージはないので

パッとなった後も少し動きがあったりして

余韻があることが大事です。

 

これを固めて終わろうとすると

ブレたり、余韻がなく尻切れトンボになってしまうでしょう。

 

あくまでも紐や帯の限界まで解けて

パチンととなる感じをイメージしましょう。

 

 

 

擬音は一発でわかる時も

UnsplashAbsolutVisionが撮影した写真

擬音は人によってイメージが違うことも多いですが、

うまくハマると説明できないけど完全に理解できる時もあります。

 

これは運ゲーですが、コーチャーとそのフィーリングが合うなら

うまく利用すると効率的に吸収することができると思います。

 

逆に自分が教える立場の時は

擬音の使用は十分に注意する必要があります。

 

自分にとってはかなり明確で、ドンピシャでも

相手にとってはなんじゃそりゃの時もあるからです。

 

ちょっと使ってみて相手が「?」となるなら

フィーリングが合わない可能性が高いです。

 

そこをわからせようとしても、これは生まれ持った相性みたいなもので

克服することは難しいでしょう。

 

通じる相手にはフィーリングで

相違がある相手には具体的な言葉で説明をするという

使い分けができるのがいい指導者の条件だと思います。

 

〜まとめ〜『ビューンと動いてひらりとしてパッと返す』

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