《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《ちょっとした話》憧れのダンサーから憧れのコーチャーに 【マーカス&カレン ヒルトン】

 

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

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※写真はマーカス&カレン のホームページより

The Marcus & Karen Hilton Website

 

ロンドンに留学している時に習っていた先生に

マーカス&カレン ヒルトン先生たちがいます。

 

この人たちは僕がダンスを始めた頃に

世界チャンピオンとして 活躍していて

当時のスタンダード(その頃はモダン)の踊り方を

大きく変えて行った人たちです。

 

今日はマーカス&カレンについて

お話しします。

マーカスはとにかく明るい!

 

マーカス先生はとにかく明るく誠実です。

 

教室でレッスンしている時も

いつも笑顔で冗談を言い

教室の中は笑いに包まれています。

 

レッスン中もそんな感じなので

「真面目にレッスンしてくれない。」

と感じる人もいます。

 

そう思う人がいるのも

理解できます。

 

でも僕はそんな明るい雰囲気の中で

受けるレッスンでだいぶ助けられました。

 

マーカスは確かに冗談やダンス以外の話を

する時間は長いかもしれません。

 

でもその話によりダンス以外の面でのこと

例えば人としての振る舞いとか

ロンドンでの生活のこととか

ダンスの歴史とかいろんなことを

教えてくれたように感じます。

 

そのことが僕の中では間接的にかもしれませんが

ダンスに役立っていると感じます。

 

とくにこの明るい雰囲気。

 

レッスンを受けていると

どうしても言われていることが

うまくできない時があります。

 

先生も言い方を変えたり実演したりして

なんとかできるように教えてくれます。

 

それでもうまくいかないと

なんとなく暗くなってきます。

 

こういう時にマーカスは

無理やり教えようとしたり

諦めてしまったりしません。

 

「Jumbo!そういえばこんなこと知ってるか?」

 

と全然関係ない話から

面白いことや下らない(失礼!)冗談を

聞かせてくれます。

 

その後もう一回やってごらんと言われてやると

あら不思議できてしまいます。

 

もちろん毎回できるわけではないですが、

ダンスとは関係ない話で頭が一回リセットされて

すっきりした気分でできたのかもしれません。

 

僕はマーカスがそれをわかっていて

やっていると信じています。

 

そういうとことがダンスに関してはもちろん

人として尊敬できる部分です。

カレンは厳しく妥協はない。

カレン先生も基本は明るいです。

 

大きな声でわかりやすく、

どんなにできなくても何度も

繰り返し教えてくれます。

 

とくにフットワークにはうるさく

靴が飛んでくることもしばしば…

 

その熱烈な指導とダンスに

毎回刺激を受けていました。

 

カレン先生の一番すごいなと思うところは

言葉だけでなく一緒に踊って教えてくれることです。

 

最初に言った通りマーカス&カレン は僕にとって

憧れのダンサーです。

 

その人と組んで踊れる日が来るなんて!

 

そう思ったのは最初だけでそのパワーとスピードに

全くついていけませんでした。

 

いま思えば当たり前のことです。

 

向こうは世界チャンピオンをに10年君臨していた方、

こちらは鼻くそみたいなもんです。

 

でも僕相手でも全く手加減なしで(手加減してると思うけど)

踊ってくれるのはとても幸せなことでカレン先生の

実直さを感じる瞬間でした。

 

思い出はたくさんあるけど…

 

 

僕は毎年1月~2月くらいの間に留学していたので

バレンタインデーが近くにありました。

 

日本では女性が男性にチョコレートをプレゼントしますが、

ロンドンでは男性からもプレゼントすることがあります。

 

そんななか僕たちもマーカス&カレンに

いつもプレゼントを持って行っていました。

 

ただチョコレート(イギリスでプレゼンの定番)では

面白味がないのでいつもいろいろ考えていました。

 

そこで思いついたのがおもちゃの剣を買っていくことです。

 

なぜかと言えば彼らがいる教室に

おもちゃの剣(スポンジでできている子供用の剣)があり

それでいつもみんなを刺したりしてレッスンしていました。

 

ただだいぶ年季が入っていてボロボロになっていたので

新しくしてもらおうと思い近くのトイザらスにいき

買って渡しました。

 

もちろんリボンもつけて。

 

これが思った以上に喜んでくれて

次の日から全てのダンサーが次々と斬られて行きました。

 

 

ただすごいのは数日後に

別のスタジオの先生に習いに行ったら

 

「お前カレンに剣を買って行ったんだって?」

 

って言われました。

 

うわさの伝達速度は凄いですね。

 

ちなみに日本人でそういうことするやつは

いないと言われました。

 

たぶん他の国の人でもしないともいますが…

 

僕もそんな憧れに近づきたい!

 

そんな僕も今は競技を引退して

教えることがメインの仕事になりつつあります。

 

そんな中でも彼らのような

誠実で明るい教え方に

少しでも近づいて行きたいと思っています。

 

そのためにはこれからも日々勉強と

練習が必要なんでしょう。

 

自分自身が少しでも前に進むために

何ができるかを考えている今日この頃です。

 

〜まとめ〜『マーカス&カレン はいろいろすごい。』

 

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