こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
UnsplashのParker Coffmanが撮影した写真
社交ダンスでは複数のカップルが
同じフロアを共有して踊ることが一般的です。
そこで同じ動きをするわけではないので
ぶつからないように気をつけながら踊ることが
社交ダンスのテクニックのひとつと考えられるでしょう。
これはダンスタイムでも競技でも
基本的には同じです。
今日はフロア上でぶつからないように踊るためのコツ3選を
僕なりにお話しします。
コツ1|フロア全体を見る
UnsplashのTavis Beckが撮影した写真
最初はフロア全体を見るです。
当たり前かもしれませんが、
周りが見えていないと避けることもできません。
フロア全体が視界におさまっていることで
ぶつかりそうになるかどうかがわかります。
周りがよく見えていな人は
つぎの3つのパターンに別れると思います。
(1)下を向いている
(2)上を向いている
(3)しっかりと見ている
順番にお話しします
(1)下を向いている
まず初心者の方に一番多いパタンーですが、
下を向いている場合です。
これはわかると思いますが、下を向いていると周りは見にくくなります。
最近ではスマホを見ながら歩いていて
誰かにぶつかったりぶつかられたりした経験がある方もいるでしょう。
下を向く方の多くは足型が気になったりしてしまうからだと思います。
まずは自分の動きをある程度覚えていくことが
一番大事だと思います。
先のことを考えるとその時にも注意があります。
それは足型を覚える時に
できるだけ下を向かないで、足の感覚で覚えることです
最初の数回は見てもいいでしょう。
しかしあまり下を向いて足型を覚えると
目で確認する習慣が身についてしまいます。
こうなると覚えたような気がしても
目で見なくなったときにできなくなってしまいます。
覚える過程で間違うこともあるでしょうが
それはあくまでもプロセスで、失敗ではありません。
見ないで足を動かすこともひとつのテクニックです。
できるだけ早い段階で下を見ないようにすることは大事です。
(2)上を向いている
最初の「下を向いてる」に対してしっかりと対策をしている人が
これに当たってしまう時があります。
下を向くよりは100倍いいのですが
上を向いていると、それはそれで周りは見えません。
通常ダンスをする時に周りの人は
自分と同じ高さの床にいます。
つまり横にいるということです。
そのため上を向くことは、ダンスにおいて良い影響もありますが、
あまり上すぎると周りが見えなくなりぶつかりやすくなるということです。
(3)しっかりと見ている
最後はしっかりと見ているです。
見た方がいいじゃんと思う人も多いでしょう。
しかし例えば目の前のカップルをしっかりと見てしまうと
それ以外の人が見えなくなってしまいます。
自分的には見えているような気がしても
実は注意力としてはかなり低くなりやすいです。
表現として強い目線は必要ですが、
視界として一点をしっかり見てしまうと
その周りに対する注意力が少なくなる時があります。
どちらかというと広く全体的に見ている方が
ぶつからないためには役に立つと思います。
人間に限らず動くものや、自分に向かってくるものには
自然と目が引き寄せられます。
そのため全体的に見ていても、ぶつかる前に
注意力が自動的に増すためしっかりと避けることができると思います。
コツ2|LODに沿って動く
UnsplashのG-R Mottezが撮影した写真
次は動く方向です。
スタンダードやラテンの一部のダンスでは
LODといってフロアの中を回る方向が決まっています。
これはみなさん知っていると思います。
これをもう少し発展させると
陸上競技のトラックのような感じにするといいと思います。
LODを逆走する人は少ないと思いますが、
同じ方向に回っていても、コースを横切る人は意外と多くいる感じがします。
もちろん社交ダンスでは必ずしも同じ方向に動くわけではないので
実際は横切る場面もあるでしょう。
そのタイミングや方向が自分本位で
他のカップルの動きと関係なく自分タイミングで動いていると
必ずぶつかります。
車の運転で車線変更をする時に
周りの流れや隣の車線の状態に合わせて
入っていくのと同じ感じです。
周りの動きを見て、タイミングよく自分が横切ることで
お互いに思い通りのダンスをしながら
進むことができるでしょう。
コツ3|ヤバイやつは必ずいる
UnsplashのTom Robertsが撮影した写真
最後は周りをよく見ていて、タイミングもちゃんとわかっているのに
ぶつかってしまい人です。
とくに競技会においてぶつかりやすい人は
このコツ1、コツ2をわかっていない人もいることを
認識しなければいけません。
世の中にはヤバイやつって必ずいます。
たとえあなたがルール的にも道徳的にも倫理的にも正しく
相手が間違っていたとしてもです。
つまりあなたが正しくても
間違ったやつがいるとぶつかってしまうのです。
この時はヤバイやつに道を譲るというのが
結果的に一番いい解決方法になります。
わかります。
なぜ正しい方が間違ったやつに道を譲らなければいけないのか。
悲しいかなこれには理由があります。
理由1|やない奴はそもそも気づかない
理由2|やばい奴に説明しても理解できない
理由3|やばい奴は覚えていないので、また繰り返す
これはダンス以外の全ての場面でも
割と通用する法則だと思います。
そうこのブログを読んでいる方は
いろんなことを周りから吸収して
よくなろうとしている人だと思います。
やばい奴はこんなブログは読まないし
読んでも理解できずに、すぐ忘れます。
そのためあなたが自分を守るためには
結果的に避けるしかないという悲しい現実なのです
ただ言い方を変えれば
「君子危うきに近寄らず」
です。
自分は君子だと思って
優雅にスッと避けましょう。
〜まとめ〜『フロア上で自分が気持ちよく踊るためにどうするかだけを考える』
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