《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《基本のテクニック2》真っ直ぐの意味 【自分のレベルに合わせた真っ直ぐを身につける】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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社交ダンスの基本は

真っ直ぐに立って踊ることです。

 

特にスタンダードでは

動体を真っ直ぐに保って踊ることが

基本になってきます。

 

この真っ直ぐな姿勢を作る上で

気をつけることをご紹介します。

 

「真っ直ぐ」ってどう言う意味?

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そもそも「真っ直ぐ」は

どう言う意味なのでしょうか?

 

みんな大好きweblio先生に聞いてみましょう。

 

真っ直ぐ 少しも曲がらないこと

 

〈参考〉真っ直ぐとは - Weblio辞書

 

つまり直線的であることです。

 

他にも寄り道をしないとか正直などの意味がありますが、

だんすでは正直な姿勢とか言っても意味わかんないので

曲がらず直線的であると言う意味となります。

 

真っ直ぐな姿勢の作り方〜初級編

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まずダンスを始めようと思う方や

初級の方はまだ真っ直ぐな姿勢を

身につけている方は少ないと思います。

 

まず試すといい方法は

壁に体をつける方法です。

 

まず背中とかかとを壁につけて

そのまま頭も壁につけるようにします。

 

ほとんどの方が猫背だと思うので

これでだいぶ真っ直ぐに近づきます。

 

つぎは前側です。

 

くるりと反転して

壁の方を向きましょう。

 

そのまま爪先を壁につけてひざを緩めます。

 

ひざが壁に着いたらそこから腰、お腹

そして鼻の頭までつけるようにします。

 

本当につけなくても

壁の近くに立って壁と平行になるイメージでも

大丈夫です。

 

こうやって前と後ろの面を真っ直ぐにすることで

姿勢はだいぶ真っ直ぐになると思います。

 

真っ直ぐな姿勢の作り方〜中級編

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つづいて中級の人向けの作り方です。

 

姿勢が真っ直ぐでない人は

壁を使った方法でうまくいきますが

限界があります。

 

その理由は体の厚みが

場所によって違うからです。

 

特にポイントになるのは次の2つです。

 

・お尻と腰

 

・胸と頭

 

〜お尻は出ていて、腰はすこし反っているのが正しい〜

お尻は大きな筋肉がついているので

通常後ろに出っ張っています。

 

また腰(腰椎)の部分は背骨全体のカーブがあるので

少し凹んでいるようになります。

 

これを無理に真っ直ぐにすると

お尻が落ちて骨盤が後傾してしまいます。

 

なので人によって違いますが、

お尻が壁に触れていても

腰はすこし壁から離れていてOKです。

 

〜胸と頭は胸の方が厚い〜

これは胸と頭に関してもあります。

 

頭は背骨の上にあります。

 

そのため胸の裏(肩甲骨あたり)と頭は

ほとんど同じ位置にあります。

 

でも前の方は違います。

 

みぞおちと鼻の頭が同じくらいの人は

かなり鼻が高いですね。

 

一般的には鼻の高い白人でも

胸より前に鼻が出ている人は

見たことないです。

 

つまり前側が壁につくようにする時も

胸が壁に着いた状態で

鼻は少し離れていて大丈夫です。

 

初心者で大きく後ろに反っているひとは

鼻をつけるようにすると効果的ですが、

中級以上の人は頭が前に出過ぎてしまいます。

 

真っ直ぐな姿勢の作り方〜上級編

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上級の人は各体のパーツを分けて感じことができると思います。

 

その中で重さの中心つまり重心を

意識するとで本当の真っ直ぐに

たどり着くことができます。

 

人間の体はほぼ均一と考えられるので

重心というのは各部分のほぼ真ん中にあります。

 

頭の重心、胸の重心、お腹の重心

そして腰の重心です。

 

脚にも重心はありますが、

交互に動いていくことを考えると

姿勢としての真っ直ぐでは

そんなに意識しなくていいと思います。

 そしてこの重心が真っ直ぐな線にのるように

したから積み上げていきます。

 

そうすることでバランスよく4つのブロックが

積み重なり安定して動くことができます。

 

そして人によって少し違うと思いますが、

体の厚みはブロックによって多少違います。

 

それが真っ直ぐに立った時に

体の自然な凹凸になり

リラックスして立っているように

「見える」のだと思います。

 

 

真っ直ぐな姿勢の作り方〜応用編

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さらにその状態から踊っていくと

加速や減速、スウェー、遠心力など

いろんな力や動きが加わってきます。

 

このときに壁に着いた真っ直ぐ

つまり形としての真っ直ぐしかないと

どうしても無理が来るのです。

 

重心の真っ直ぐは重力との兼ね合いで

バランスをとっているので

別の力が入ってきても

それを含めてまた新しい真っ直ぐを

作ることができます。

 

こうすることで上手な人は

体を自由に変化させながらも

まっすぐなバランスを保っているのだと思います。

 

僕の中でのいい例はこちらのミルコ+エディータ組です。

youtu.be

綺麗なバランスを保ちながらも

体が自由に動いています。

 

ここまでいくのは至難の技ですが

少しずつ近づくことはできると思います。

 

自分にとっての「真っ直ぐ」を知ろう!

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このように真っ直ぐの意味は

その人のレベルや体型によって違います。

 

自分にとってどの真っ直ぐが必要かを

考え、習い、上達していくのが

大事だと思います。

 

そのための真っ直ぐを探す旅を

一緒に楽しみましょう!

 

〜まとめ〜『真っ直ぐとはなんぞや?それがダンスの道のひとつかもしれない。』

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