こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
タンゴ以外のダンスには
スイングという動作があります。
スイングとは振り子のことで
英語ではブランコのこともスイングと言います。
今日はスイングについて
やさしくお話しします。
スイングの種類は３つ
スイングとは１点を固定して
反対側が自由に動く運動のことです。
１本の棒を想像してください。
・上を固定して下が揺れるスイング。
・下を固定して上が揺れるスイング
・横向きにして片方を固定して
反対側が揺れるスイング。
スイングはこの３つに分かれます。
まずこのことを頭においておきましょう。
上を固定して下が揺れる〜振り子
さあここから少し細かいですが
最後まで頑張ってついてきてください。
上を固定して下が揺れるスイングは
ペンジュラムスイング、つまり振り子スイングです。
スイングダンスで一番よく使われる動きだと思います。
おもに移動するフィガーで使われます。
ポイントは脚がからだより遠くに進むところです。
上級になり大きく動けるようになるに従い
ボディと脚の進む距離の差が大きくなります。
下を固定して上が揺れる〜メトロノーム
先ほどとは逆に下を固定して上を揺らすスイングは
メトロノームのようなスイングになります。
これは主にピクチャーポーズで使われます。
説明の通り下が固定されているので
大きく動く時には使えません。
ステップをしないで上半身を
大きく揺らすようにすると
ダイナミックなラインフィガーとなります。
とくにライトランジなどでは以前に比べて
大きく揺れるようになってきているので
チャレンジしてみてください。
上級になるとライズしているところから
ロアーに向かうときに使うこともできます。
かなり難しいので、ある程度踊れるようになってから
使うようにしましょう。
横に振るスイング〜回転
野球のバットのように横にフルスイングもあります。
これは回転のことです。
スタンダードではホールドをつくるため
腕を横に開いています。
そのため回転もスイングと捉えることができます。
こうすると上記のスイングと同時に回転する時に
動作をブレンドしやすくなるので
一応頭の隅に置いておくと良いかもしれません。
覚えるなら「ペンジュラムスイング」一択
この中でどれが一番重要かと聞かれたら
「ペンジュラムスイング」つまり振り子一択です。
理由は３つ
（１）大きく動けるようになる
（２）自然にできない
（３）気持ちいい
です。
（１）大きく動けるようになる
僕たちが移動する時は
筋力を使います。
あっ…もちろん歩く時です。
ただ筋力には限界があります。
力の量もそうですし、なんせ疲れます。
そこで重力を使うことで、大きな力を
体の外から得るのです。
そのために一番効率のいい動きが
振り子スイングなのです。
（２）自然にできない
またこの動きは勝手には起きません。
自分で意識して作らなければなりません。
なぜなら僕たちはひもで吊るされていないからです。
もしロープがありつかまっていれば
簡単です。
ターザンのようにぶら下がっていれば
勝手にスイングできます。
でもダンスではロープがないので
筋力である程度動きをコントロールし
スイングに似た動作に近づけていく必要があります。
（３）気持ちいい
ブランコに乗っていたら楽しいですよね。
いまは乗りませんが子供の頃は
いくら乗っていても楽しかったです。
なぜでしょうか？
理由はわかりませんが、
人間はスイングするのは
楽しいのだと思います。
なのでダンスでもうまくスイングできると
とても気持ちがいいです。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、
ゆれてくるととてもいい気分になるので
すこしがんばってみましょう。
スイングは奥が深いが楽しい
スイングは他にも体のなかで部分的にあったり
奥が深いです。
でもまずは振り子スイングを感じることができれば
きっとあなたのダンスも変わると思います。
まずは小さくでいいので
揺れてみましょう。
きっとあたらしい感覚で踊ることが
できると思います。
It's Don't Mean A Thing（スイングしなけりゃ意味ないさ）という
クイックの名曲もあります。
以前マーカス＆カレン ヒルトンが
でも曲として踊っていた有名な曲です。
皆さんも聞いたことがあると思います。
さあ今日からLet's Swing!!
〜まとめ〜『スイングを覚えて優雅に踊ろう。』
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