《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《社交ダンス》ダンスフロアの豆知識 【体育館の床はなぜ滑る?】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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社交ダンスのフロアは

木でできていることがおおいです。

 

そしてフロアといっても

通常のフローリングや体育館とは

塗ってあるものが違います。

 

今日はダンスフロアのあれこれを

お話しします。

 

体育館などの床は表面が木ではない

 

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えっ?と思う方もいると思います。

 

体育館や家のフローリングなどは

木でできているようにみえます。

 

確かに中身は木でできているのですが

その表面にはニスや樹脂など

をぬって固めていることがほとんどです。

 

これは木のままだとささくれたり

湿度で曲がったりしやすいからです。

 

とくに体育館の床は

樹脂でしっかりと固めているため

表面はほぼプラスチックみたいになっています。

 

そのため同じように見えても

ダンスフロアと踊った感じが違うのです。

 

僕は体育館のような床は

少し硬く滑るように感じます。

 

これもその体育館によって様々なのですが、

あまり踊りやすい方ではないと思います。

 

ダンスフロアは木に油を塗っただけ

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これに対してダンスフロアは

木の表面に油分、つまりワックスなどを塗っただけです。

 

そのため木の柔らかさや

感触がそのまま生かされています。

 

また油分を塗ることで湿度を保ち

ある程度の滑りやすさとグリップを

両立しています。

 

この油分は基本的に何でも大丈夫です。

 

もちろんガソリンや灯油など

揮発性の高いものだとすぐに乾いてしまいます。

 

(ていうか引火するので絶対使わないでください。)

 

通常は液体〜固体の油を使うことが多いです。

 

使うものは様々あります。

 

僕の知っているものは

 

(1)日本では有名 ろうそく(パラフィン

ろうそくを細かく削って床にまくのが

日本では一般的に感じます。

 

昔はかみそりで薄くそいでいましたが

最近は大根おろし器(おろし金)で

削ったりするとが多いです。

 

細かくして床にまくと

少量でよくなじみます。

 

匂いが少なく手に入れやすいのがいいところですが、

固体なので床に馴染むのに時間がかかります。

 

(2)競技会では鉄板 ひまし油

これは液体でどろっとしています。

 

少量を靴底につけてのばすことで

抜群のグリップを発揮します。

 

海外や競技会ではこちらを使う人が多く感じます。

 

通常はマッサージに使ったり下剤(!)に

使ったりするようです。