こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードを踊る時は
必ずホールドを組みます。
この前の大会でも思いましたが、
ホールドの組み方はいろんなタイプがあるようです。
間違った組み方をしている方は少ないと思いますが、
組み方と自分の踊りたいダンスが
あっていないのかな?と感じる人が何組か見受けられました。
もちろん本人が良ければそれでいいのですが
僕なりにホールドに関するいろいろを
お話しします。
「踊りやすい」&「きれい」ならOK
基本的には
・ふたりが踊りやすい
・見た目がきれい
のふたつの条件を満たしていれば
問題ないと思います。
カップルによって体格や身長差、
腕の長さなど全部違います。
なのでホールドに迷いがある人は
このふたつの条件をチェックすることを
おすすめします。
大きな違いは男性の右手の位置
とはいえスタンダードのホールドは
ほとんどみんな同じ形です。
男性の左手と右手を繋ぎます。
女性の左手は男性の右ひじと右肩の間におきます。
違いが出るのは男性の右手の位置です。
これが低い位置の人と高い位置の人がいます。
昔は高い位置に置くことはあり得なかったので
即アウトだったと思います。
いまでもそういう指導者もいるかもしれません。
しかしながら現在高い位置に男性が右手を置いて踊る人が
多くなってきていることを考えると
何かしらの意味があるのだと思います。
時代の流れとともにダンスも変わるので
意味を考えて自分で選択することが大切です。
クラシックな方法 「右手は肩甲骨の下に」
まず男性の右手が女性の左の肩甲骨の下にという
置き方を考えましょう。
これは昔から言われている方法で
クラシックな組み方です。
クラシックというのは昔から行われているという意味で
べつに古臭いとか悪いというわけではありません。
音楽のクラシックと同じです。
この組み方はどちらかというと
女性のボディに大きく影響を与える組み方です。
メリットとしては女性を男性の思い通りに動かしやすくなります。
また女性も男性を利用してバランスを取ったりしやすくなります。
デメリットとしては女性の動きを制限するので
女性が自由に踊っている感覚は少なくなります。
またホールドも少し小さく見えるかもしれません。
ハーモニーを重視したいカップルには
おすすめの方法です
最近の主流 「右手は肩甲骨の上に」
もうひとつは男性の右手を
女性の肩甲骨の上の方に置く方法です。
人によっては肩のすぐ下に置いている場合もあります。
この組み方は女性のボディに与える影響が
少なくなり、ホールドの枠としての機能が高くなります。
メリットとしては女性のボディが自由に動き
脚も長く使えるので移動が大きくなります。
またホールドも大きく見えやすくなります。
デメリットとしてはふたりのボディがばらけやすく
女性もかなり積極的に踊らないと男性についていけなくなります。
男性も女性を動かそうとすると
腕だけで振り回してしまい、きれいに見えないと思います。
どんな踊りをしたいかでホールドも変わる
ではどちらのホールドが有利なのでしょうか?
やはり古いより新しい方法が
おすすめです。
とはならないんですね〜
それはホールドは単体であるわけではなく
ダンスとともにあるからです。
どのように踊りたいかにより
ホールドも変わると思います。
簡単にまとめると
・一体感を重視するなら右手は下に
・お互いに自由に動きたければ右手は上に
です。
もちろん先ほど書いたように
メリットだけでなくデメリットもあります。
またそれぞれの体型や筋力によって
好きなホールドと向いているホールドが
違う場合もあります。
カップルの方はお互いに話し合い
どうするかをしっかり決めておくことをおすすめします。
ふたりの考えがずれていると
いくら練習してもダンスはあってきません。
ぜひ自分たちのスタイルを
見つけて欲しいと思います。
〜まとめ〜『高くするべきか、低くするべきか。それが問題だ。』
関連記事