《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

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《基本のテクニック2》崩れないホールドをレベル別に解説 【綺麗なホールドは動きも良くなる】

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

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スタンダードで大切な要素のひとつに

「ホールド」があります。

 

ホールドと言っても意味は色々深いですが、

今回は腕を横に上げた形という意味とします。

 

男性役は左右のひじを横に上げ

左手は上向きに、右手は前に置くように

ひじを曲げます。

 

女性役は右手が上向きに

左手は前に来るようにひじを曲げます。

 

この形をいかにキープするかは

見た目はもちろんですが、

ホールドの機能を発揮するためにも

大切だと思います。

 

今日はこの形を保つためにどうしたらいいかを

僕なりにお話しします。

 

<初心者〜初級> 十字架をイメージ

 

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まず初心者から初級の方は

十字架の形をイメージしましょう。

 

もちろん宗教上の意味合いはまったくなく

あくまでも形の問題として捉えてください。

 

まず足の裏から頭のてっぺんまで垂直な線を作ります。

 

それに対して右手から左手(逆でもいいですが)まで

水平な線をつくります。

 

ちょうどみぞおちの裏あたりで線が

交わるような感じです。

 

交わるところの角度は直角、

つまり90°にしましょう。

 

ホールドの崩れは

 

・縦と横の線の崩れ

 

・交わる角度の崩れ

 

の2点から始まります。

 

まずこの2つをしっかりと意識すると

綺麗なホールドを作ることができると思います。

 

<初級〜中級> 腰とひじをつなぐ

 

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ある程度十字架ができ流ようになってきた人は

腰とひじをつなぐようにしましょう。

 

十字架のイメージのよいところは

イメージがはっきりしやすいところです。

 

実際の見た目は十字架ですし

体の骨格的にもつくりやすいと思います。

 

ただこのイメージの弱点は

角度の変化に弱いことです。

 

2本の棒を十字架に組み合わせることを

考えてみましょう。

 

紐で縛っても釘で止めても

十字架の交差したところは

崩れやすく、負担がすごく大きくなります。

 

そのため中級になって回転やスウェーが大きくなってくると

どうしても縦の線と横の線が分離してしまいやすくなります。

 

これを防ぐためには

腰からひじまでの斜めの線を作るのがいいと思います。

 

十字架だけで横の線を維持すると

どうしても肩の上、

僧帽筋に力が入りやすいです。

 

骨盤の横のちょっと前にある出っ張りと

ひじを斜めにつなぐ線をイメージします。

 

こうすると

・腰の真ん中から背骨〜頭

 

・右腰から右ひじ

 

・左腰から左ひじ

 

の3本の線がイメージできると思います。

 

このイメージの強いところは

腕の動きと腰(下半身)の動きを

直接繋げることができることです。

 

そのため上半身の動きに統一感が出て

しっかりした動きを表現できると思います。

 

また男性役としてはリードが明確になり

女性役としても敏感にリードを感じることができると思います。

 

<中級〜上級> 星座をイメージ

 

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さらに上級になってきたら

もっと自由に踊るために「星座」をイメージします。

 

夜空に広がる星座はいくつかの星が

一定の形をとって動いています。

 

正確にいうと一定の形に見えるように

動いています。

 

星と星はロープや棒でつながっていません。

 

だた星同志の距離や位置関係を保っているだけです。

 

このイメージをホールドにも応用してみます。

 

ホールドの中に幾つかのポイントを設定します。

 

これはご自分のわかりやすい方法でいいですが、

今回は頭、両ひじ、みぞおちの裏、腰の中心の

5箇所を考えましょう。

 

基本的に腰の中心の上に、みぞおちの裏そして頭と

位置します。

 

女性役の場合はみぞおちの裏から少し左にカーブして

頭を置くようにしてください。

 

両ひじはみぞおちの裏から少し前の真横に

位置するように設定します。

 

この距離と角度を維持するように

各ポイントを動かしていきます。

 

あるときは右ひじが大きく動き、

またある時は左ひじが大きく動きます。

 

腰が大きく動く時もあるでしょうし

頭の方が大きくごく時もあるでしょう。

 

しかしどの時もお互いの点がうまく動いて

一定の距離と角度を保っているようにします。

 

こうすると各点(頭、ひじ、みぞおちの裏、腰の中心)は

自由に動ける状態ですが、

あたかも一定の形があるように見える状態で動くことができます。

 

この状態が僕が考える一番いい状態です。

 

もちろんもっといい方法はあると思いますが、

僕がわかる範囲ではこう思うというお話しです。

youtu.be

 

<上級〜> 自分だけのイメージ

 

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ここから先は僕にもわかりません。

 

僕がわかるのはダンスの本の入り口だけです。

 

ここから先はみなさんがいろんなコーチャーに習って

自分なりのイメージを作っていくことが大切だと思います。

 

ダンスはホールドが全てではありません。

 

しかしホールドは見た目だけはなく

昨日としてもとても大切な部分を示しています。

 

ホールドが綺麗な人は動きも綺麗な人が多いと思います。

 

逆に言えばホールドが明らかに変なのに

動きが超上質な人は見たことがありません。

 

動きとホールドはある程度関連性があると思うので

みなさんもいろいろ研究してみてください。

 

いいアイディアあったら教えてください。

 

〜まとめ〜『ホールドの形を保つためには、どうするかを考えよう。』

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