こんにちは！
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
スタンダードのレッスンを受けて
フットワークにについて注意されたことはありますか？
トー（つま先）からつくとか
ヒール（かかと）からつくとか…
めんどくさいですよね。
どうしてそんなにフットワークを注意されるのでしょうか。
今日はフットワークの意味と
簡単な覚え方をご紹介します。
なぜフットワークが必要なの？
スタンダードにおけるフットワークは
できるだけ自然な動きを再現するためにあります。
たとえば前に歩くときを考えてみましょう。
通常平らな道を歩く時はかかとから出る人が
多いと思います。
とくに意識しなければかかとからついて
爪先に抜けるのがいいいと思います。
でももしあなたが泥棒家業だったら
忍足で歩くことがあるかもしれません。
その時はどうやって歩きますか？
たぶん爪先だけでそろそろと歩くと思います。
このように自分がどんな動きをするかで
足のつき方、つまりフットワークは変わるのです。
社交ダンスにおいては基本的な動きで
どんなフットワークが最適かは
ほとんど研究されいます。
なので現在あるフットワークが
大きく変わることは考えにくいと思います。
（あたらしいフィガーができればべつですが。）
逆に言えば最初はやりにくくても
そのフットワークをすることで
最適な動きを再現しやすくなるということです。
簡単なフットワークの覚え方
最初にフットワークで問題になるのは
爪先からつくかかかとからつくかだと思います。
今回はそこに注目して覚え方を
ご紹介します。
（１）後退、横は爪先から
まず簡単なところを押さえてしまいましょう。
後退や横に動く時は
どんな時でも爪先からです。
やってみるとわかりますが、
かかとからはでにくいです。
とくに後退はかかとから出るとか至難の技です。
とりあえず横と後ろは爪先の１択なので
覚える必要はありません。
（２）前進はかかとから
前に進む時はかかとから出ます。
僕たちが普通に道を歩く時は
かかとから着くと思います。
もちろん雪道ではなく普通の道路の場合です。
なのでスタンダードで前進する時は
かかとから歩いていけばOKです。
（３）高いところから降りる時は爪先から！
混乱の原因はこれだと思います。
前進でも高いところから降りる時は
爪先から歩きます。
高いまま動き続ける時もそうです。
とくにたかいところから降りる時は
かかとから出てしまいがちです。
これを覚えるためには
階段を降りるときを想像すると
いいと思います。
みなさん階段を降りる時に
かかとと爪先どちらからつきますか？
やってみましょう。
たぶん爪先ですよね。
これがダンスでも同じように
使われるのです。
高いところから降りる時は
前進でも爪先から出るのは
階段を降りる時と同じ理由からです。
階段でかかとから出たら
頭にが〜んと響いてしまいます。
ワルツ を例にとると
カウント３で降りる時は
爪先からでてかかとをお下ろします。
そして次のカウント１でかかとから
前進します。
これは階段の最後の１段を降りて
歩き始める時と同じです。
身近に階段がある方は
試してみましょう。
上手に爪先から着地して
つぎの1歩はかかとから出ていると思います。
つまり複雑に見えるフットワークも
実はとても自然な動きなのです。
丸暗記より理解した方が上達は３倍早い
基本のルールはこれだけです。
簡単です。
もちろんそれを踊りの中で行うのは
最初少し難しいと思います。
でも全部のあしのフットワークを
覚えて踊るよりずっと楽だと思います。
よくヒール、ヒール、トー、ヒール、トー、トー…
なんていいながら踊っている人がいます
最初はそれでもいいともいます。
でも基本のルールを覚えれば
ほとんどん場合簡単にわかると思います。
もちろんたまに例外があります。
そこを部分的に覚えるようにすれば
あとは基本のルールに従って踊れば
いいとおもいます。
〜まとめ〜『スタンダードのフットワークは自然な動きからきている。』
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