《社交ダンス》身長差に負けない!凸凹カップル奮闘記

社交ダンス、競技ダンスで身長差カップルならではの悩みや役に立つこと、立たないことのブログ。

《身長差の悩み》最初のフィガーが踊りずらいときは。

こんにちは!

 

Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。

 

みなさんの苦手な

フィガーはなんですか。

 

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ひとによっていろいろだと思いますが、

そのダンスの最初のフィガーが苦手

という人は多いのではないでしょうか。

 

ワルツのナチュラルターン、

スローフォックストロットのフ

ェザーステップなどです。

 

ナチュラルターンは

クイックステップ

ウィンナーワルツでも

そうです。

 

とくに身長差のあるカップルはナチュラルターンやフェザーステップを苦手とする人は多いと思います。

 

なぜ踊りにくいかという理由と

克服方法をご紹介します。

 

 

 

(1)なぜ最初のナチュラルターンやフェザーステップは難しいのか。

 

1)理由 その1 止まっているところから踊るから

 

たとえばワルツの

ナチュラルターンを

例にとります。

 

最初に踊るときと

シャッセから踊るときは

どちらが踊りやすいですか。

 

これはシャッセなど

前にフィガーがある方が

圧倒的に踊りやすいです。

 

それは前のフィガーで

勢いがついたり、

タイミングをとりやすかったり

するからです。

 

それに対し最初に

踊るときは

その勢いがありません。

 

予備歩なども使えますが、

その前に何かを踊っている時に

比べると勢いはありません。

 

車や自転車で考えると

わかりやすいです。

 

止まっているところから

走り始めるのと、

ある程度走っているところから

さらに加速するのは

どちらがやりやすいでしょうか。

 

これは圧倒的に

走っているところからの加速です。

 

車の免許を取るときに、

発進とくに坂道発進

苦手だった人は

多いのではないでしょうか。

 

最近はオートマチックが多いので

あまり関係ないかもしれませんが、

僕が免許を取ったときは

マニュアルだったので

発進は一つの壁でした。

 

これと同じく止まっているものを

動かすのはとても難しいです。

 

ダンスでも同じで、

止まっている自分(相手ではない)を

動かすのはとても難しく、

これが苦手な人が多い原因の一つです。

 

2)理由 その2 インラインで踊ることが多いから

もうひとつはインライン

(脚の間に前進すること)

で踊ることが多いからです。

 

男性が大きい場合

インラインで前進することは

それだけで難しいです。

 

なので、最初からインラインで

踊ることでボディが離れたり、

足がぶつかったりする

リスクがたかまります。

 

 

(2)どうやって最初のフィガーを克服するか。

1)解決法 その1 その前に動きやすいフィガーを追加する

 

ナチュラルターンが苦手なら、

スタートをPPからにして

シャッセから入るのもいいと思います。

 

また最初をこのように

少し動きのあるものにするのも

いいともいます。

 

5:40過ぎから見て下さい。


WDSF World Open Standard | Final Solo Waltz | Polish Cup 2015

 

クロスシャッセを

踊っているようです。

 

こうすることで勢いがつき

ふたりのタイミングも

あってきます。

 

2)解決法 その2 男性が後退のフィガーから入る

男性が大きいカップルは

男性がインラインで前進するの

は苦手です。

 

ということは女性が前進の

インラインは踊りやすい

ということです。

 

なので男性が後退、

女性が前進から入るのは

いい方法の一つです。

 

例えば


Victor & Anastasia - Foxtrot

 

青いドレスのビクター&アナスタジア組は

男性後退から入りました。

 

この組は他にも

結構バックフェザーから

入ったりします。

 

身長差はありませんが、

男性後退のフィガーで始めることが

多い印象があります。

 

これも一つの方法です。

 

ワルツなどでもスピンターンから

ターニングロックしてPPなど

ナチュラルターンを抜かして

踊り始めるのいい方法です。

 

 

 

このようにかならずしも

ナチュラルターンやフェザーステップから

踊る必要はありません。

 

自分たちの踊りやすいフィガーから

踊るのが一番です。

 

ただ練習としてはやっておいた方が

何かと役には立つので

ウォーミングアップやベーシックの練習で

やっておきましょう。

 

きっと役に立ちます。

 

ただ競技会などでは

苦手なフィガーを

使う必要はありません。

 

とくに最初は自信をもって踊

れるフィガーから始めると、

気分も乗って来てうまくいきます。

 

~まとめ~『かならずしもナチュラルターンをしなくていい』

 

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