こんにちは!
Jumbo三宅(@sato_ds_hkosk)です。
身長差があるとダンスにどう影響するかを
いろんな角度から考えているこのブログ。
先日ある方にこんなことを言われました。
「わたし背が低いから踊りにくいでしょう?」
この方は普段レッスンはしていない方なのですが、
たまにダンスタイムなどで踊る機会がある方です。
身長は僕より30cm前後は低いと思います。
僕は全然そんなことを思っていないのですが、
やはりそういう感情はあるのですね。
今日は改めて
「身長差がある=踊りにくい」説
を検証していきます。
この説が正しいと仮定したら…
今回はまずこの「身長差がある=踊りにくい」説を
正しいと仮定しましょう。
ある説を正しいと仮定して
論理を進めていき
成り立たないと結果が出れば
その説がまちがいだということがわかります。
これを「背理法」と言います。(←どうでもいい)
この証明方法を用いて
検証してみましょう。
↑
珍しくアカデミックな雰囲気
身長差カップルはチャンピオンになれない?
まず身長差があると踊りにくいならば
身長差がないと踊れないということになります。
すると競技会での成績は
ほとんどが身長差のないカップルが
上位に行くはずです。
世界チャンピオンになったカップルで
僕が思いつくだけでも
マイケル&ヴィッキー
マーカス&カレン
アウグスト&カテリーナ
ティモシー&ジョアン
アルナス&カチューシャ
など身長差カップルがいたと思います。
日本でも橋本&恩田組や新鞍&中田組など
素晴らしいダンスを踊るカップルが
たくさんいます。
もちろん身長差がないカップルで
同じくらい素晴らしく踊るカップルも
たくさんいます。
つまり身長差は競技会のダンスにおいて
何ら関係ないということが分かります。
社交ダンスの「社交」とはどんな意味…?
またボールルームダンスは社交ダンスとも言います。
社交の意味は人と人の交際、人付き合い、社会での交際
などを意味します。
つまり社交ダンスという事は
いろんな人と交流することができるダンスということです。
ダンスタイムを見ると分かりますが、
いろんな人と踊ることが基本です。
もし身長差があるとうまく踊れないダンスなら
同じ身長の人としか交流できません。
これを社交と呼ぶだろうか、いや呼ばない。(←反語)
つまり社交ダンスの原点から考えても
身長差がダンスの障壁になるとは思えません。
「身長差≠踊りにくい」が証明された!
つまり「身長差がある=踊りにくい」という仮定が
間違っていることが証明されました。
つまり身長差があったから踊りにくいのではなく
技術的に正しくない何かがあるから
踊りにくくなるのだと思います。
つまり僕のように身長差があるカップルも
身長差が原因で踊りにくい事はないということです。
ラッキー!
でも気をつけるべき事はある
しかしながら社交ダンス、とくにスタンダードでは
ホールドを組んだりコンタクトをするので
身長差がない人に比べて気をつけるべき点はあります。
ただそのほとんどは
基本に忠実に踊る事で
解決できる事だと思います。
ただそのアプローチがすこし難しい時もあるので
身長差で悩んでいる方は
身長差のあるカップルに習うのが
もっとも解決に近いと思います。
身長差カップルなりの解決方法を知っているし
何と言っても身長差があることに対する
大変さに共感できます。
これは身長差がないカップルには
なかなか分かりにくいところだと思います。
僕も先ほど出てきたマイケル&ヴィッキー先生に習い
いろんな解決方法を教えてもらいました。
内容は基本的なことなのですが
身長差があるとどういうところにミスが出やすいのかとか
どんなことでより精度が高くないといけないのかなど
身長差カップルの目線がありました。
僕もそういった悩みを解決できるように
これからも勉強と発信をしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします(ペコッ)
〜まとめ〜『身長差があっても踊りにくさには関係なし。』
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